こんな悩みある方いませんか?
- 対戦してもなかなか勝率が上がらない
- 使用してみたいけど、デッキの使い方が分からない
- 参考のデッキレシピが知りたい
この記事では、初心者・中級者の方の悩みを解決できるようにデッキの特徴、デッキリスト、基本的な回し方を解説します。

ぜひ、最後まで読んでください!

【ドラパルトex】デッキの特徴
デッキの強み
- 【スボミー】のグッズロックで相手の動きを鈍らせつつ、盤面形成できる
- ダメカンをばら撒きつつ、一気にきぜつを狙える
- ワザ「ファントムダイブ」が2エネルギーで合計260ダメージ与えることができる
【スボミー】のグッズロックで相手の動きを鈍らせつつ、盤面形成できる

【スボミー】はワザ「むずむずかふん」で相手に10ダメージを与えながら、グッズロックができます。グッズロックをすることで相手の動きを制限して時間稼ぎをしつつ、盤面形成を行えます。
【ドラパルトex】デッキは複数【ドロンチ】を用意して、必要札を手札に集めていく動きが大切です。エネルギー要求が2色と少々ハードルが高いこと、【ドラパルトex】が2進化のため育てるには時間が必要です。
今までは早いアグロデッキに対してサイドを先行されて、押し切られることが多かったです。【スボミー】がデッキに入ったことで、ゆっくりと盤面形成ができるようになり、【ドラパルトex】の準備をしやすくなりました。
ダメカンをばら撒きつつ、一気にきぜつを狙える

【ドラパルトex】のワザ「ファントムダイブ」は、バトル場に200ダメージとベンチにダメカンを6個ばら撒けます。相手のポケモンをいつでも倒せるようにダメカンの調整をしながら、あえて倒さない動きができます。
サイドを取り進めないことで相手の【カウンターキャッチャー】や【アンフェアスタンプ】などのケアが可能です。相手にサイドを取らせて、自分はサイドを取り進めないことで【ナンジャモ】を強く使うこともできます。
ワザ「ファントムダイブ」が2エネルギーで合計260ダメージ与えることができる
【ドラパルトex】のワザ「ファントムダイブ」は2エネルギーでバトル場に200ダメージ+ダメカン6個で合計260ダメージを与えることができます。2エネルギーのワザとしてはダメージ効率が非常に優秀です。
【カウンターキャッチャー】や【ボスの指令】などの呼び出し札を上手く使っていけば、3回のワザ宣言で合計780ダメージ与えられます。2進化exを複数体相手は難しいですが、たねexポケモンを狙いながら戦って行けば、3回のワザ宣言で確実に勝利できます。
デッキの弱み
- エネルギー加速が自身でできないため、エネルギー供給が大変。2進化exのため、育成に時間がかかる
- 中打点のため一撃で相手を倒せない。ダメージを与えたポケモンを回収されてしまう可能性がある
エネルギー加速が自身でできないため、エネルギー供給が大変。2進化exのため、育成に時間がかかる
【ドラパルトex】は【リザードンex】や【サーナイトex】のようにエネルギー加速が自身でできません。エネルギーが2色必要であり、2進化と育成が大変です。

この弱みを【スボミー】でグッズロックをすることで時間稼ぎをして補ったり、【きらめく結晶】を採用してエネルギー要求を軽くすることで解決していく必要があります。
中打点のため一撃で相手を倒せない。ダメージを与えたポケモンを回収されてしまう可能性がある


バトル場に200ダメージの中打点しか与えられません。相手を一撃で倒せず、【フトゥー博士のシナリオ】や【ポケモン回収サイクロン】でダメージを与えたポケモンを回収されてしまうと、ワザのダメージをなかったことにされてしまいます。

【ゼロの大空洞】から他のスタジアムへの貼り替えでダメージを与えたポケモンをトラッシュされることもあります。
相手を一撃で倒さない動きは、強みとも言えますが、弱みでもあります。ワザのダメージをなかったことにされてしまうと、ダメージ計算がずれてしまい、そのまま負けに繋がります。
サンプルデッキレシピ解説

デッキコード:FFfFfk-Admjmj-Fwkvfk

採用カードの解説
【ドロンチ】

ドローサポートとアタッカーとして活躍する場面も多いポケモンです。
特性【ていさつしれい】が優秀で、山上から2枚見て1枚を手札に加えられます。複数体盤面に用意しておくことで、必要札が引き込みやすくなり、安定した立ち回りが可能です。
手札干渉にも強く出られる点も評価できる1進化ポケモンとなります。
【スボミー】を採用することで盤面形成がゆっくりとできるため、【ドラメシヤ】を【ドロンチ】に積極的に進化させていきましょう。
ワザ「リューズヘッド」は70ダメージ出すことができます。相手のたねポケモンを倒したい場面や、【ミミッキュ】など非ルールアタッカーでしか処理できないポケモンを突破する際にアタッカーとして活躍します。
【ヨノワール】

火力補助や相手のアタッカーとなるポケモンの同時きぜつ、ダメージ調整など様々な役割があります。以下が特性「カースドボム」の役割の例です。
- 【ドラパルトex】のワザ「ファントムダイブ」はバトル場に200ダメージしか与えられない。相手のバトルポケモンを倒したい場面で特性「カースドボム」を使い、バトル場にダメカンを乗せることでHP330までのポケモンであれば一撃できぜつさせることができる
- 特性「カースドボム」で相手の進化前のたねポケモンを倒すことが可能。相手のバトル場のアタッカーとなるポケモンと、ベンチの進化前のポケモンを同時にきぜつさせることで相手が攻撃できないターンを作ることができる
- ワザ「ファントムダイブ」で相手のベンチポケモンのHPが130になるようにダメカンを乗せる。特性「カースドボム」を使い、ダメカンを13個乗せてきぜつさせる
挙げた例は一部ですが、ワザ「ファントムダイブ」と相性が良く、使いこなせれば相手の盤面を崩壊させることができます。
【スボミー】

【ドラパルトex】デッキと非常に相性の良いカードです。ワザ「むずむずかふん」で相手に10ダメージを与えながらグッズロックをすることで、盤面形成の時間を稼ぐことができます。
【ドラパルトex】は2色のエネルギー供給が必要かつ2進化のため、育成までに時間がかかることが難点です。グッズロックで相手が動けないターンを作ることで【ドラパルトex】を育て上げることができます。
ワザ「むずむずかふん」で10ダメージ与えられることも非常に役割が大きいです。相手のHP70のたねポケモンや【キチキギスex】などのHP210のポケモンに10ダメージ与えることで、ワザ【ファントムダイブ】で一撃で倒せるHPラインに調整することができます。
【キチキギスex】

前の番に自分のポケモンがきぜつしていれば、3枚ドローできます。【ドラパルトex】に進化してワザ宣言するまでの必要札が多いため、手札を増やすことは重要です。中盤から終盤にかけての手札干渉に備えるためにも、必須の1枚です。
【マシマシラ】

打点補助と相手にダメカンを返す役割があります。
ワザ「ファントムダイブ」で相手ポケモンを倒したいとき、特性「アドレナブレイン」でダメカンを移すことで、きぜつできる圏内に相手のHPを調整可能です。
また、【ドラパルトex】ミラーになった際にダメカンを相手に返すことで、ダメージ計算をずらし、有利に戦いを進めることができます。
【ふしぎなアメ】

【ヨマワル】から【ヨノワール】への進化や【ドラメシヤ】から【ドラパルトex】に進化したいときに使用します。主に【ヨノワール】への進化に使用することが多い気がします。
【スボミー】を採用しているため、【ドラパルトex】は【ドロンチ】から進化させることが多いです。相手がアグロデッキでサイド差をつけられている場面は、早く攻撃を開始するために【ふしぎなアメ】を使用します。
【カウンターキャッチャー】

自分のサイドの残り枚数が相手のサイドの残り枚数より多いときしか使えませんが、【ドラパルトex】は一気にきぜつを狙うことが多いため、サイドは相手が先行していることが多いです。
サポートの権利を使わず相手のベンチポケモンを呼び出せるため、非常に使い勝手が良いです。ダメカンをばら撒いてダメージ調整した相手のベンチポケモンを呼び出して、サイド複数枚取りを狙いましょう。
盤面が整うまでの時間稼ぎとして、【カウンターキャッチャー】+【ナンジャモ】で相手のベンチポケモンを縛る動きも強力です。
【夜のタンカ】

状況に応じてポケモンかエネルギーをトラッシュから回収できます。特性「カースドボム」を使用してトラッシュに送られた【ヨノワール】を回収して、さらに【ふしぎなアメ】から「カースドボム」を狙ったり、トラッシュに落ちた【ドロンチ】を回収して即座に進化できたりと非常に便利な1枚です。
エネルギーの枚数も決して多くないため、トラッシュから回収する場面も多いです。
【緊急ボード】

にげるエネルギーが1個のポケモンの採用が多いため、付けていればエネルギーを消費せずにベンチに逃がせます。
【ドラパルトex】はエネルギー供給が自身でできないため、エネルギーの手貼りが重要になってきます。【緊急ボード】を付けて逃がすことで、手貼りを【ドラパルトex】の育成に回すことができます。
【勇気のおまもり】

たねポケモンのHPを50上げることができるポケモンのどうぐです。
【スボミー】につけることで【スピンロトム】のワザ【とつげきランディング】70ダメージを耐えることができます。
他にも、たねポケモンにつけることで相手のダメージを計算を狂わしたりと優秀なカードです。
【きらめく結晶】

ACE SPEC枠。テラスタルポケモンの使うワザのエネルギーを1つ減らしてくれます。【ドラパルトex】のワザ「ファントムダイブ」が1エネルギーで使用可能です。エネルギー要求を下げてくれる優秀なポケモンのどうぐです。
【ペパー】

デッキに3種類のポケモンのどうぐが採用されているため、必要に応じてデッキからサーチできます。グッズも1枚サーチできるため、足りないパーツを手札に集めることが可能です。
【タケシのスカウト】

盤面形成に役立つサポートです。
サポートカードのため、【スボミー】でグッズロックされてボール系のカードが使えない場面でも、盤面展開ができる点が優秀です。
【ジニア】と違って、たねポケモンまたは進化ポケモンを選択してサーチしてこれるため、いつ手札にきても大抵役割があります。序盤から終盤まで活躍の機会が多いカードです。
【ボウルタウン】

たねポケモンの展開を手助けしてくれるスタジアムカードです。
序盤に展開したいたねポケモンが多いため、非常に役立ちます。相手にスタジアムの貼り替えをされなければ、毎ターンたねポケモンを展開できる点が優秀です。
デッキの基本的な回し方
先攻・後攻
後攻1ターン目からグッズロックをして相手を妨害しつつ、盤面形成をしていきます。
後攻1ターン目

後攻1ターン目は【スボミー】をバトル場に出してグッズロックをしつつ、【ドラメシヤ】を複数体と【ヨマワル】を並べていきたいです。理想としては、ベンチの【ドラメシヤ】にエネルギーの手貼りまでできると良いです。
相手に応じて、【シェイミ】もベンチ展開しましょう。【シェイミ】を展開したい場面としては、
- 相手が【テラスタルバレット】デッキで、【オーガポンいどのめんex】の「げきりゅうポンプ」でベンチ狙撃されそうな場面
- 相手が【タケルライコex】デッキで、【タケルライコ】(子ライコ)の「らくらいあらし」でベンチ狙撃されそうな場面
ベンチ狙撃で複数体取りをされたり、子ライコでバトル場の【スボミー】を無視して、ベンチの【ドラメシヤ】を倒され続けると盤面が崩壊します。しっかりとベンチ狙撃ケアをすることが大切です。
バトル場が【スボミー】でスタートしていない場合、バトル場のポケモンを逃がすためにエネルギーの手貼りをしないといけません。サポートの【ペパー】が使用できれば、【緊急ボード】を手札に持ってくることで、ベンチに手貼りができます。
【なかよしポフィン】などを使用して、ベンチにポケモンを展開していき、盤面形成していきましょう。
後攻2ターン目

後攻2ターン目は【ドラメシヤ】を複数体【ドロンチ】に進化させつつ、グッズロックを継続していきます。2ターン目も盤面形成を優先したいです。
手札次第では【ふしぎなアメ】を使って【ドラパルトex】に進化して、ワザ「ファントムダイブ」までいけるかもしれないですが、急ぐことはあまりおススメしません。
【ドラパルトex】の2体目を育て上げるのに時間がかかるため、盤面が整っていないまま1体目の【ドラパルトex】が倒されてしまうと、止まってしまう可能性があります。
焦らずに複数【ドロンチ】を用意して、特性の【ていさつしれい】で必要札を集めていきましょう。
後攻3ターン目以降

後攻3ターン目から【ドラパルトex】に進化して、ワザ「ファントムダイブ」で攻撃していきます。ダメカンをばら撒きつつ、サイドを進めていきましょう。
呼び出し札やダメージ調整のできる【ヨノワール】を使いながら、相手のポケモンを複数同時きぜつを狙っていきます。
まとめ
【ドラパルトex】デッキの解説をしました。熱風のアリーナ環境では、【タケルライコex】と並んでティア1の環境デッキです。
様々なサイドプランが取れ、柔軟な動きができる非常に強いデッキだと感じます。

ぜひ、デッキを組んで遊んでみてください!
ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております