ディアルガ入り【ブリジュラスex】 デッキレシピと回し方の解説

この記事では、初心者・中級者の方の悩みを解決できるようにデッキの特徴、デッキリスト、基本的な回し方を解説します。

ディアルガ入り【ブリジュラスex】デッキの特徴

デッキの強み

• 特性「ごうきんビルド」でエネルギー加速できる
• 1進化でHPが300あり高耐久
• グッズロックに耐性がある

特性「ごうきんビルド」でエネルギー加速できる

【ブリジュラスex】は特性「ごうきんビルド」でトラッシュからはがねエネルギーを2枚まで場のはがねポケモンに付けることができます。はがねエネルギーを2つ加速できるため、手貼りさえできればすぐにワザ「メタルディフェンダー」が使用できます。

他のはがねポケモンのアタッカーが採用されていれば、そちらにエネルギー加速をして育てることも可能です。

進化時にエネルギー加速ができることでワザ宣言までのハードルが低く、安定した立ち回りができます。

1進化でHPが300あり高耐久

1進化でHP300の高耐久のため、相手のワザを一撃耐えることが多いです。一撃耐えてから【フトゥー博士のシナリオ】や【ポケモン回収サイクロン】を使用することで相手のダメージをなかったことにできます。

手札に回収した後に再度【ブリジュラスex】に進化することで、特性「ごうきんビルド」でエネルギー加速をすることが可能です。ポケモンを回収できるカードと非常に相性がよく、中打点の相手には強いです。

グッズロックに耐性がある

環境デッキに多く採用されている【スボミー】に強いです。【ジュラルドン】はワザ「ぶちかます」で1エネルギーで30ダメージ出せます。

【スボミー】のHPが30のため、グッズロックしにきた返しにすぐに倒すことができます。【ジュラルドン】がくさタイプに抵抗力があるため、「むずむずかふん」のダメージを受けないのも強い点です。

【ブリジュラスex】は1進化ポケモンのため、2進化デッキと違い【ふしぎなアメ】を必要としません。そのため、グッズロックの影響は少ないです。

デッキの弱み

• ドローサポートポケモンが少なく、手札を増やしにくい
• 一撃で倒されてしまうと高耐久の強みを活かせない

ドローサポートポケモンが少なく、手札を増やしにくい

ドローサポートポケモンは【かがやくゲッコウガ】と【キチキギスex】のみです。ドロー手段が限られているため、サイド落ちしてしまうと手札が細くなり、非常に厳しくなります。

手札を増やすために【博士の研究】などのサポートを毎ターン使っていきたいですが、引けていないと動きが鈍くなりがちです。

一撃で倒されてしまうと高耐久の強みを活かせない

【リザードンex】などの一撃で倒してくる相手には弱いです。【ブリジュラスex】は中打点しか相手に与えられないので、一撃で相手を突破できず、サイド差が付いてしまいます。

相手のワザを一撃耐えて、ダメージをなかったことにする動きが強いため、高耐久を活かせないと厳しいです。

サンプルデッキレシピ解説

デッキコード：RXRypy-TvIWnv-2yyMyp

デッキを表示

採用カードの解説

【ジュラルドン】

ジーランスの特性「きおくにもぐる」で【ブリジュラスex】がワザ「レイジングハンマー」を使えるようになります。カウンターワザとなっており、HP300の高耐久で一撃耐えた後に大ダメージを相手に与えることができます。

ワザ「ぶちかます」は1エネルギーで30ダメージ出すことができるため、【スボミー】を一撃で倒せる点も強いです。

【オリジンディアルガVSTAR】

VSTARパワー「スタークロノス」が強力で、追加の1ターンが貰えます。相手にサイドを先行されていても、逆転が狙えます。

「メタルブラスト」は青天井ワザのため、【ブリジュラスex】の足りない火力を補ってくれます。特性「ごうきんビルド」でエネルギー加速できるため、非常に相性がよいポケモンです。

【かがやくゲッコウガ】

トラッシュにエネルギーを貯めつつ、2枚ドローできます。ドローサポートが少ないため、貴重なドロー手段です。

【大地の器】

トラッシュにエネルギーを貯めつつ、手貼りするためのエネルギーを手札に加えられます。

【夜のタンカ】

倒された【ブリジュラスex】を回収して、即座に進化することでエネルギー加速ができます。

特性「ごうきんビルド」では2エネルギーしか加速できないため、手札にエネルギーがない場合は、エネルギーを回収して手貼りできます。

【ポケギア3.0】

ドローサポートポケモンが少ないため、毎ターンサポートをしっかり使いたいです。サポートを手札に引き込む確率を上げることができます。

【ポケモン回収サイクロン】

ダメージを受けた【ブリジュラスex】を回収して、ワザのダメージをなかったことにできます。特性「ごうきんビルド」と相性がよく、【ジュラルドン】を進化させることでエネルギー加速ができます。

【フトゥー博士のシナリオ】とは違いグッズのため、サポート権を他に回せる点が強いです。

【ジャミングタワー】

【ワザマシン　エヴォリューション】を無効にできたり、【勇気のおまもり】を無効にすることでワザ「メタルディフェンダー」で相手ポケモンを確実に倒せるようにできます。

デッキの基本的な回し方

先行・後攻

先行・後攻は、先行を選択したいです。1進化デッキのため、先行2ターン目で進化してサイドを進めていきます。

環境に【スボミー】採用のデッキが多いですが、後攻1ターン目で「むずむずかふん」をされても困ることが少ないです。グッズロックを避けるために後攻を選択する必要性は薄いかと考えます。

1ターン目

盤面形成は最優先で【ジュラルドン】を場に出すことから進めます。先行2ターン目からワザを使っていきたいので、次のターン進化できるように準備しておきます。

【ジュラルドン】の1体目を並べることができたら、【かがやくゲッコウガ】を優先して場に出しましょう。ドローサポートが限られているので、手札を増やすためと、先行2ターン目で進化して「ごうきんビルド」を使いたいため、エネルギーをトラッシュに送りたいです。

【ジュラルドン】の2体目を出しておけると、後攻1ターン目に【ジュラルドン】が倒されてしまっても復帰できます。相手が後攻1ターン目から動ける早いデッキの場合は、2体目を並べておきたいです。

エネルギーの手貼りは【ジュラルドン】にしておきます。ワザ「メタルディフェンダー」が3エネルギー必要です。手貼り＋「ごうきんビルド」のエネルギー加速で動くことができます。

手札が整っていない場合は、先行２ターン目に「かくしふだ」を使いたいため、エネルギーを手貼りしないで残しておいても問題ありません。

2ターン目

先行2ターン目は【ブリジュラスex】でサイドを進めていきます。相手の場にたねexやVポケモンがいれば、【ボスの指令】などの呼び出し札を使って積極的に狙っていきましょう。

【オリジンディアルガVSTAR】をフィニッシャーとして使う場合は、【オリジンディアルガV】をベンチに展開しておきます。【ディアルガVSTAR】の「スタークロノス」を使うためには、「ごうきんビルド」2回＋手貼りが必要です。【ジュラルドン】を複数展開可能な場合は、ベンチに並べておきましょう。

3ターン目以降

3ターン目以降は【フトゥー博士のシナリオ】や【ポケモン回収サイクロン】を使いながら、高耐久を活かして戦っていきます。

ダメージを受けた【ブリジュラスex】を回収してダメージをなかったことにしながら、新たな【ブリジュラスex】で戦っていく動きが非常に強いです。

サイドを一気に進められそうであれば、【ディアルガVSTAR】にエネルギー加速し、【スタークロノス】の追加ターンで勝ちを狙います。

まとめ

【ブリジュラスex】デッキの解説をしました。流行しているグッズロックへの耐性があり、環境に多い【ミライドンex】や【ドラパルトex】に有利に戦えるデッキです。

大型大会のCL大阪で優勝している要注目デッキです！