こんな悩みある方いませんか?
- 対戦してもなかなか勝率が上がらない
- 使用してみたいけど、デッキの使い方が分からない
- 参考のデッキレシピが知りたい
この記事では、初心者・中級者の方の悩みを解決できるようにデッキの特徴、デッキリスト、基本的な回し方を解説します。

ぜひ、最後まで読んでください!

【ブリジュラスex】デッキの特徴
デッキの強み
- トラッシュからエネルギー加速できる
- 1進化ポケモンで高耐久
- ダメカンを相手ポケモンに返せる
①トラッシュからエネルギー加速できる

【ブリジュラスex】は、特性「ごうきんビルド」で手札から進化したとき、トラッシュから基本鋼エネルギーを2枚まで選び、鋼ポケモンにエネルギー加速できます。
自身でエネルギー加速できるため、手貼りだけしておけばすぐに攻撃に移ることが可能です。
攻撃までのハードルが低く、早くから攻撃ができる点が強みと言えます。
②1進化ポケモンで高耐久
【ブリジュラスex】は1進化ポケモンでHPが300あり、高耐久です。
ワザ「メタルディフェンダー」は、使った次の番に弱点をなくせるため、弱点で倒されません。
HP300を一撃で突破できるポケモンは多くないため、高耐久を活かした戦いができます。

相手の攻撃を一撃耐えた後に【フトゥー博士のシナリオ】を使用できれば、攻撃のダメージを無かったことにできます。
早くから攻撃を仕掛けて、一撃耐える高HPを相手に押し付けられることは強みです。
③ダメカンを相手ポケモンに返せる

【ブリジュラスex】は、高耐久を活かしながら、【マシマシラ】の特性「アドレナブレイン」と組み合わせることで、盤面に乗ったダメカンを相手に移し替える動きが可能です。
相手の攻撃を一撃耐えることができれば、その分のダメカンを3個相手に返すことで、実質的な火力補助として機能します。
ワザ「メタルディフェンダー」は220ダメージと中打点ですが、アドレナブレインでのダメカン移し替えにより、倒せるポケモンのHPラインが上がります。たとえば、環境に多い【タケルライコex】(HP240)も、補助込みで一撃できぜつさせることが可能です。

また、【ロケット団のびっくりボム】のようにコイン判定でダメカンが自身のポケモンに乗るカードも採用されているため、このダメカンを返す動きも強力と言えます。
デッキの弱み
- 手貼りができないとダメカンを移せない
- 高火力で一撃突破されると高耐久を活かせない
- ドローサポートポケモンが少ないため、後半の手札干渉に弱い
①手貼りができないとダメカンを移せない
【マシマシラ】の特性「アドレナブレイン」を使用するには、悪エネルギーの手貼りが必要です。
【ブリシュラスex】の特性「ごうきんビルド」は、トラッシュから2個エネルギー加速できますが、ワザを使用するためには3個エネルギーが必要となります。
手貼り+「ごうきんビルド」のエネルギー加速が必要なため、手貼り権が余りません。
相手にテンポよく【ブリジュラスex】を倒され続けると、【マシマシラ】に手貼りするタイミングがなく、特性「アドレナブレイン」でダメカンを移せません。
②高火力で一撃突破されると高耐久を活かせない
【ブリジュラスex】は1進化ポケモンながらHP300という高耐久を持つ点が大きな強みです。


相手の攻撃を一度耐えた上で、【ジーランス】の特性「きおくにもぐる」によって【ジュラルドン】の「レイジングハンマー」を使い反撃に転じたり、【フトゥー博士のシナリオ】でダメージを帳消しにするプレイも可能になります。

しかし、相手が【リザードンex】のような高火力アタッカーであった場合、【ブリジュラスex】が一撃で倒されてしまうことも少なくありません。
このような場面では、高耐久を活かす余地がなく、本来の強みが発揮できない展開となります。
さらに、高火力アタッカーで高HPだった場合、【ブリジュラスex】側が一撃で倒すことは難しいため、打ち合いで不利になりやすいです。
③ドローサポートポケモンが少ないため、後半の手札干渉に弱い


ドローサポートポケモンは、【イキリンコex】と【キチキギスex】しか基本的に採用されません。
序盤は【イキリンコex】の「イキリテイク」で手札補充できますが、中盤から終盤は【キチキギスex】にドローサポートを任せることになります。
後半に手札干渉をされると、手札が細くなりがちで必要札を引き込むことが難しいです。手札干渉で動きが止まってしまうと負けに繋がります。
サンプルデッキレシピ解説

デッキコード:32SMpE-BabBH6-yppypM

採用カードの解説
【ジーランス】

特性「きおくにもぐる」で【ブリジュラスex】が進化前の【ジュラルドン】のワザを使えるようになります。
【ブリジュラスex】の高耐久を活かして一撃耐えたあと、【ジュラルドン】の「レイジングハンマー」を使用することで相手のポケモンに大ダメージを与えることが可能です。
たとえば、【ドラパルトex】の「ファントムダイブ」200ダメージを受けたあとに「レイジングハンマー」を使用することで、280ダメージ出せます。
【マシマシラ】の特性「アドレナブレイン」でダメカンを移動させれば、2進化exを倒すことも可能です。
【イキリンコex】

序盤の盤面形成を安定させてくれるポケモンです。特性「イキリテイク」で1ターン目から手札をトラッシュして6枚ドローできます。
手札をトラッシュできるのもポイントで、トラッシュに鋼エネルギーを送ることが可能です。トラッシュのエネルギーを加速する「ごうきんビルド」と相性が良いと言えます。
先攻2ターン目から攻撃を開始したいため、ゲームスピードを早めるために必須の1枚です。
【テツノツツミ】

特性「ハイパーブロワー」で相手のベンチポケモンを呼び出せます。
相手したくないバトル場のポケモンを避けることができたり、相手のベンチ展開が思うようにできていなければ、ベンチの呼び出されたくないポケモンを倒しに行けます。
たとえば、【バチュルバレット】が相手の場合、【バチュル】を避けることでベンチのexポケモンにダメージを与えることが可能です。
サイドを効率よく進めることができたり、相手したくないバトル場ポケモンを避けることでダメージ効率を上げてくれます。
【マシマシラ】

【マシマシラ】は、特性「アドレナブレイン」によって自分のポケモンに乗ったダメカンを相手に移し替えることができる、非常に優秀なサポートポケモンです。
以下のように多くの役割を担うことができます。
- 火力補助としての活躍
自身のポケモンに乗ったダメカンを相手に返すことで、【ブリジュラスex】の「メタルディフェンダー」のダメージを補強。とくに【ロケット団のびっくりボム】で乗ったダメカンや、攻撃を一撃耐えた際のダメカンを活かせば、240以上のダメージが狙え、環境に多い【タケルライコex】も一撃で突破可能です。 - 低HPポケモンへの対応
【スボミー】や【ピィ】など、HP30のベビーポケモンは、攻撃せずに特性で処理できるため、テンポを崩さずに盤面処理が可能です。 - ダメカンばら撒きへの対策
【ドラパルトex】のようにダメカンをばら撒いてくる相手には、ばら撒かれたダメカンをそのまま返すことができます。
上記のように【マシマシラ】は、幅広い対面で活躍が期待できます。
【ともだちてちょう】

トラッシュのサポートを2枚まで山札に戻せます。「イキリテイク」、【博士の研究】、【ゼイユ】など、手札をトラッシュして手札補充をするカードが多く採用されています。
トラッシュしたくなくても巻き込んでしまうことも多々あるため、巻き込んでしまったサポートを拾う手段として活躍する1枚です。
【ポケギア3.0】

山上から7枚見てサポートを手札に加えられます。ドローサポートポケモンが少ないこともあって、毎ターン確実にサポートを使いたいです。
サポートに触れられる確率を上げてくれます。7枚の中から好きなサポートを1枚加えられるため、場面に応じて必要なサポートを選択できる点も優秀です。
【夜のタンカ】

トラッシュのポケモンやエネルギーを拾えます。
【博士の研究】などで巻き込んでしまったポケモンをトラッシュから回収したり、【ブリジュラスex】が倒された際に即座にトラッシュから回収して、進化に繋げられます。
手貼りを毎ターン確実にしていきたいため、手貼り用のエネルギー確保としても活躍する場面が多いグッズです。
【プライムキャッチャー】

ACE SPEC枠。ポケモン入れ替えをしながらベンチポケモンを呼び出せるグッズ。
サポート権を使わないでベンチ呼び出しをできる点が優秀と言えます。【ブリジュラスex】は動き出しが早いデッキのため、たねexポケモンなどを呼び出してサイドを早く進めたいです。
【ロケット団のびっくりボム】

ダメカンを2個乗せることで「メタルディフェンダー」の火力補助が可能です。
コイントスでオモテなら相手ポケモンに、ウラなら自分のバトルポケモンにダメカンが乗ります。
ウラが出たとしても、【マシマシラ】が採用されているため、特性「アドレナブレイン」で相手にダメカンを移し替えることが可能です。
環境に多い【タケルライコex】のHPが240のため、「メタルディフェンダー」の220ダメージに20の火力補助ができることは非常に役割が大きいと言えます。
【ゼイユ】

先攻の最初の番でも使えるサポートです。
先攻を取って「イキリテイク」と合わせて、盤面展開とエネルギーをトラッシュしたいため採用されています。
手札をトラッシュして5枚ドローできる点が【ブリジュラスex】の特性「ごうきんビルド」と相性が良いです。
【ポケモンリーグ本部】

たねポケモン主体の相手に刺さるスタジアム。
たねポケモン主体で戦っていく、【タケルライコex】や【バチュルバレット】などのデッキに対して、ワザを使うためのエネルギーを1個増やして妨害できます。
【ジャミングタワー】

ポケモンのどうぐの効果をすべて無効にできるスタジアム。
環境で採用が多い【勇気のおまもり】、【ワザマシン エヴォリューション】、【きらめく結晶】などの効果を無くせる点が優秀です。
ポケモンのどうぐは【ペパー】からサーチしやすいこともあり、様々なデッキに複数枚採用がされています。そのため、妨害できる範囲が広いことが強みです。
採用検討カード
【ポケモン回収サイクロン】

ACE SPEC枠の入れ替え候補です。グッズでポケモンの回収ができます。
サポート権を使わないため、ポケモンを回収しながらサポートを使える点が非常に優秀です。
たとえば、手負いの【ブリジュラスex】を回収しながら、【ボスの指令】で相手ポケモンを呼び出したい場面などで活躍します。
【ロケット団の監視塔】

無色ポケモンの特性を無効にできるスタジアムです。
妨害できる範囲が限定的であるため、特定の相手にしか刺さらないですが、刺さる相手にはかなりの妨害になります。
【ピジョットex】、【ヨルノズク】などのシステムポケモンを機能停止にできる点が非常に優秀です。
環境を見ながら採用を検討したいカードです。
【からておうの稽古】

ポケモンexへのダメージを+40できます。【ブリジュラスex】の火力補助として役立つカードです。
「メタルディフェンダー」が220ダメージなので、+40することでHP260までのポケモンであれば一撃で突破できます。
たとえば、【タケルライコex】や【サーフゴーex】など倒せる範囲を広げることが可能です。
【ドラパルトex】相手には、「ファントムダイブ」を一撃耐えたあとに、【ジーランス】の特性「きおくにもぐる」で「レイジングハンマー」を使用し、+40の火力補助をすることでHP320も一撃で倒せます。
デッキの基本的な回し方
先攻・後攻
先攻を選択します。先攻1ターン目で「イキリテイク」+【ゼイユ】でトラッシュに鋼エネルギーを貯めつつ、盤面形成をしていきたいです。
先攻1ターン目
このターンでは、盤面形成とトラッシュに鋼エネルギーを貯めていきます。

理想的な盤面:
- バトル場:【ジュラルドン】
- ベンチ:【ジュラルドン】、【マシマシラ】、【イキリンコex】
理想の動き:
- 【ネストボール】または【ハイパーボール】で【イキリンコex】を出す
- 手札の必要なたねポケモンを並べて、「イキリテイク」使用
- 同様に必要なたねポケモンを並べてから【ゼイユ】を使用
- 【ジュラルドン】に鋼エネルギー手貼り
先攻2ターン目で【ブリジュラスex】で攻撃を開始したいです。「ごうきんビルド」でエネルギー加速できるように鋼エネルギーをトラッシュに落としましょう。
「イキリテイク」と【ゼイユ】で先攻1ターン目から積極的にカードをトラッシュに送ります。
【ブリジュラスex】やサポートがトラッシュに落ちてしまっても、【夜のタンカ】や【ともだちてちょう】で回収可能です。手札回しを優先します。
【ジュラルドン】に手貼りを忘れないようにしましょう。「ごうきんビルド」で加速できるエネルギーは2個です。攻撃には手貼りが必要となります。
先攻2ターン目
【ブリシュラスex】で攻撃を開始してサイドを進めます。

相手の盤面にたねexがいてサイドを2枚進められそうな場合、【ボスの指令】で積極的に狙っていきましょう。
毎ターンの手貼りが非常に重要です。テンポよく相手に【ブリジュラスex】を倒され続けると【マシマシラ】への手貼りが難しくなります。
先攻3ターン目以降
毎ターン攻撃を継続していき確実にサイドを進めていきます。
相手が中打点のデッキだった場合、【ジーランス】を出して特性「きおくにもぐる」で「レイジングハンマー」を使用していきましょう。カウンターで大ダメージを狙えます。
一撃で倒せない相手に対しては、【ロケット団のびっくりボム】や【マシマシラ】で火力補助をしながら、突破を目指します。
相手が一撃で【ブリジュラスex】を一撃で倒せなかった場合、【フトゥー博士のシナリオ】で回収する動きも強力です。相手の攻撃を一回分無かったことにできます。
まとめ
【ブリジュラスex】デッキの解説をしました。【ロケット団の栄光】環境では、少し足りなかった火力を容易に補助でき、より強化されたデッキです。

デッキを組んで遊んでみてください!
ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております