こんな悩みある方いませんか?
- 対戦してもなかなか勝率が上がらない
- 使用してみたいけど、デッキの使い方が分からない
- 参考のデッキレシピが知りたい
この記事では、初心者・中級者の方の悩みを解決できるようにデッキの特徴、デッキリスト、基本的な回し方を解説します。

ぜひ、最後まで読んでください!

【大空洞ライコポン】タケルライコex デッキの特徴
デッキの強み
- 青天井火力で高HPのポケモンも一撃で突破可能
- 確定サーチ+ドローサポートが豊富で安定感◎
- たね主体で攻撃までのハードルが低い
① 青天井火力で高HPのポケモンも一撃で突破可能

ワザ「きょくらいごう」は、場の基本エネルギーをトラッシュした枚数×70ダメージを与える強力な技です。
エネルギーを十分に用意すれば、高HPの2進化exポケモンも一撃で倒せる火力を出すことができます。
② 確定サーチ+ドローサポートが豊富で安定感◎

【ヨルノズク】の特性「ほうせきさがし」と組み合わせることで、トレーナーズを2枚確定サーチできるため、必要なカードを手札に揃えやすくなります。


テラスタル枠の【オーガポン みどりのめんex】の特性「みどりのまい」でエネルギー加速+1枚ドローが可能。さらに、サポートの【オーリム博士の気迫】を使えば、エネルギー加速+3枚ドローができ、安定して手札を補充できます。
確定サーチとドローサポートが豊富なため、安定した動きを維持しやすいことが強みです。
③ たね主体で攻撃までのハードルが低い


アタッカーがたねポケモン中心のため、進化の手間がなく、速攻が可能です。
【オーリム博士の気迫】のエネルギー加速も相まって、先攻2ターン目や後攻1ターン目から攻撃を開始することができます。
相手の動き出しが遅い場合、そのまま押し切って勝利することも可能です。
進化が不要で素早く攻撃できる点は、このデッキの大きな強みと言えます。
デッキの弱み
- 高火力が出る非ルールポケモンに弱い
- サポートポケモンのHPが低い
- ベンチ狙撃が厳しい
① 高火力が出る非ルールポケモンに弱い
非ルールポケモンが高火力のデッキには不利となります。
非ルールポケモンが高火力を出せるデッキと対戦すると、こちらは一撃で倒されるたびにサイドを2枚取られますが、相手はサイドを1枚しか失わないため、不利な展開になりやすいです。
以前は【ポケモンキャッチャー】などを多投することで、相手のサイド2ポケモンを優先的に狙うことができましたが、レギュレーション変更後はデッキの枠の都合でベンチ呼び出しの手段が限られているため、より厳しい戦いを強いられます。
② サポートポケモンのHPが低い


【オーガポン みどりのめんex】や【イキリンコex】などのサポートポケモンはHPが高くなく、相手に狙われやすいのが弱点です。
特に【ドラパルトex】対面では、【ヨノワール】の特性「カースドボム」+ダメカンばら撒きにより、複数体が同時にきぜつすることがあり、少ない攻撃回数で試合が決まってしまうこともあります。
③ ベンチ狙撃に弱い


このデッキは、【ホーホー】や【スピンロトム】といったHPの低いたねポケモンが並ぶため、ベンチ狙撃に非常に脆いです。

【オーガポン いどのめんex】のワザ「げきりゅうポンプ」などでベンチポケモンを複数体同時にきぜつさせられてしまうと、思い通りの動きができなくなり、一気に厳しい展開になります。
サンプルデッキレシピ解説

デッキコード:DDDccx-S3kw8D-xa8cYc

採用カードの解説
【オーガポンみどりのめんex】

特性「みどりのまい」で自身にエネルギー加速しつつ、1枚ドローできます。
盤面のエネルギーを増やせるため、「きょくらいごう」の火力を上げつつ、手札補充ができる相性の良いサポートポケモンです。
テラスタルポケモンのため、「ほうせきさがし」が無理なくデッキに採用できます。
【タケルライコ】

ワザ「らくらいあらし」でベンチ狙撃が可能。
現環境では2進化exデッキに【スボミー】が採用されることが多く、【スボミー】を無視してベンチのポケモンを狙える点が優秀です。
特に【ドラパルトex】相手には、ベンチの【ドロンチ】、【ドラメシヤ】、【ヨマワル】を狙い、盤面形成を妨害できます。
【コライドン】

ワザ「はじょうもうこう」で前の番に古代ポケモンがワザを使っていれば、180ダメージ出すことができます。
条件はありますが、非ルールアタッカーで180ダメージ出せる点が優秀です。
環境に一定数いる【イワパレス】のHPが150のため、突破手段として活躍してくれます。
【スピンロトム】

序盤の盤面形成に必須なポケモンです。1ターン目に最優先で出したいポケモンになります。
特性「ファンコール」でHP100以下の無色ポケモンを3枚までサーチできます。
【ホーホー】を展開しつつ、次の番にやりたい動きをできるように、【ヨルノズク】を手札に準備可能です。
アタッカーとしても優秀で、ワザ「とつげきランディング」で1エネ70ダメージが出せます。
相手のバトル場がたねポケモンの場合、倒してサイドを進めることができます。
【ヨルノズク】

特性「ほうせきさがし」でトレーナーズを2枚確定サーチできます。
やりたい動きを通すために、足りないカードをピンポイントで2枚サーチできることで、デッキの安定感を上げてくれています。
【ラティアスex】

たね主体のデッキのため、にげる手段として採用。
特性「スカイライン」でたねポケモンのにげるエネルギーを無くしてくれます。
【イキリンコex】

特性「イキリテイク」で最初の番限定ですが、手札をトラッシュして6枚ドローできます。
1ターン目の動きが悪いとそのまま負けにつながるデッキです。
動き出しが難しいのであれば、積極的に場に出したいカードです。
HPが低いため、負け筋になることが多いポケモンでもあります。場に出さなくても動ける場合、出すかはよく検討したいポケモンです。
【大地の器】

手札をトラッシュしながら、基本エネルギーを2枚手札に加えられるグッズ。
【オーリム博士の気迫】を使うためにトラッシュに基本エネルギーを落とす手段として活用できます。
また、草エネルギーと雷または闘エネルギーを持ってくることで【オーガポンみどりのめんex】の「みどりのまい」を使用でき、アタッカーに手貼りも可能です。
【エネルギーつけかえ】

アタッカーにエネルギーが足りない場合、盤面のエネルギーを動かすことで、エネルギー供給が可能です。
例えば、先攻2ターンで「らくらいあらし」を使用して、相手ベンチのHP90のポケモンを倒したい場合、前の番に手貼りして3エネルギー【タケルライコ】に付いていることが必須となります。
手貼りできていない場合、【オーリム博士の気迫】や【アカマツ】でエネルギー加速しても、手貼り含め2エネルギーです。
【エネルギーつけかえ】があれば、盤面の他のポケモンからエネルギー供給できるため、要件を達成できます。
【ともだちてちょう】

トラッシュに落ちたサポートを2枚デッキに戻すことができます。
最初の番に「イキリテイク」で巻き込んでトラッシュしたサポートを拾えたり、終盤に【オーリム博士の気迫】をデッキに戻して、手札干渉に備えられたりと便利なグッズです。
【プライムキャッチャー】

ACE SPEC枠。入れ替えしながらベンチ呼び出しできるカード。
入れ替え手段を【ラティアスex】に頼っているため、ベンチの【ヨルノズク】をバトル場に縛られることが多いです。縛られた時の入れ替え手段として役立ちます。
非ルールポケモンをバトル場に出されて、サイド進行をズラされることも多いため、ベンチ呼び出しをしてサイド2枚進めたい時に使用します。
【ボスの指令】を使いたい場面は多いですが、サポート権を【オーリム博士の気迫】に使いたい場面が圧倒的に多いです。グッズでベンチ呼び出しができる点が優秀。
【オーリム博士の気迫】

古代ポケモンにエネルギー加速しつつ、3枚ドローできます。
盤面にエネルギーを貯めながら、手札補充ができる非常に強力なサポートです。
【アカマツ】

デッキからエネルギー加速できるサポートです。
このカードを採用するメリットとしては、
- トラッシュにエネルギーが無くてもエネルギー加速できる
- 【スボミー】の「むずむずかふん」に強く立ち回れる
- 【オーリム博士の気迫】と合わせてエネルギー加速手段が増える
上記の点が挙げられます。
レギュ落ち前は、エネルギーをトラッシュに送る手段が多くありましたが、レギュ落ち後はトラッシュする手段が減っています。
【スボミー】の「むずむずかふん」を後攻1ターン目に使用してくるデッキが多いため、グッズロックされてしまうと、【大地の器】や【ハイパーボール】でエネルギートラッシュができなくなってしまいます。
エネルギーが落とせず【オーリム博士の気迫】が使用できない場面で【アカマツ】が活躍します。グッズロック下で強く立ち回れる点が優秀です。
【オーリム博士の気迫】と合わせて、エネルギー加速できるサポートが増えるため、エネルギーをより盤面にプールしやすくなることや、エネルギー加速できず攻撃できないターンを回避することにも役立ちます。
【フトゥー博士のシナリオ】

ポケモンを回収できるサポートです。
相手がこちらのポケモンを一撃で倒せない場合、回収することで一回分のダメージを無かったことにできます。
【ドラパルトex】などの中打点のデッキに対して、ダメージ計算をズラすことで有利に戦いを進めることができます。
ポケモンを回収できるため、バトル場で縛られてしまったポケモンの回収手段としても役立ちます。ポケモンをにげられなくするワザで縛られた際の入れ替え手段として有効です。
【ゼロの大空洞】

ベンチ枠を8枠まで広げられるスタジアムです。
ベンチに置きたいポケモンが多いため、ベンチを広げてサポートポケモンを展開していきたいです。
【ジャミングタワー】

ポケモンのどうぐの効果をなくすことができるスタジアムです。
【ゼロの大空洞】と違うスタジアムを採用することで、貼り替えた際に手負いのポケモンをトラッシュすることが可能です。
また、環境に多い【勇気のおまもり】や【きらめく結晶】といった強力などうぐを無効化できる点が優秀です。
デッキの基本的な回し方
先攻・後攻
先攻を選択します。先攻2ターン目で「ほうせきさがし」から盤面を整えて攻撃を開始します。
先攻1ターン目
このターンでは、盤面形成をしていきます。

理想的な盤面:
- バトル場:【タケルライコ】または【タケルライコex】
- ベンチ:【スピンロトム】、【ホーホー】×2、【オーガポンみどりのめんex】
- 必要に応じて:【ラティアスex】(バトル場を入れ替える手段として)
動きの優先順位:
- 【スピンロトム】の展開
手札にボール系カードがある場合は、最優先で【スピンロトム】を出しましょう。
特性「ファンコール」で【ホーホー】2体+【ヨルノズク】1体を手札に加える動きが基本です(状況によってサーチ先は柔軟に調整)。
※注意点:手札に【ヨルノズク】を複数抱えると、後攻1ターン目の【ナンジャモ】で山札の下に送られるリスクがあるため、必要最小限に留めましょう。 - 【オーガポンみどりのめんex】のベンチ展開
【ヨルノズク】の特性「ほうせきさがし」を安定して使うためには、テラスタルポケモンが場に必要です。出し忘れに注意しましょう。 - エネルギーの手貼り
次のターンにエネルギー加速ができなくても、攻撃を始められる状況をつくるのが理想です。1ターン目に手貼りできれば、2ターン目に手貼りで動き始められます。
アタッカーの選択:
- 【タケルライコex】:相手がたねex主体のデッキ(2-2-2でサイドを取りたい場合)
- 【タケルライコ】または【スピンロトム】:相手が2進化ex・1進化exデッキで、HPが低いたねポケモンが並ぶ場合
→ 特に【スボミー】を出してくる相手には【タケルライコ】の「らくらいあらし」でベンチ狙撃が有効
この流れを押さえておけば、序盤から安定した展開が可能です。
先攻2ターン目
このターンからいよいよ攻撃を開始し、サイドを取りにいきます。

先攻3ターン目以降
毎ターン着実にサイドを進めることを意識して攻撃を継続していきます。
- アタッカーの使い分けでテンポよく攻める
相手の盤面に応じて、適切なアタッカーを選び、無駄のない攻撃を続けましょう。
【タケルライコ】によるベンチ狙撃や、【タケルライコex】による高打点でのサイド2枚取りでサイドレースを有利に進めます。 - 後半の手札干渉への備えが重要
ゲーム後半は【ナンジャモ】などによる手札干渉が増えてきます。
その対策として、【ホーホー】を展開して【ヨルノズク】へとつなぎ、「ほうせきさがし」によるリカバリー手段を確保しておきましょう。 - 盤面にエネルギーをプール
手札が細くなっても戦えるよう、【オーリム博士の気迫】、【アカマツ】でエネルギーを盤面に溜めておきます。攻撃できないターンができると負けに繋がります。継続して攻撃できる盤面形成を目指しましょう。
まとめ
【大空洞ライコポン】デッキの解説をしました。高火力だけでなく、ベンチ狙撃などより幅広い戦略を取れるようになった環境デッキです。

デッキを組んで遊んでみてください!
ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております