【ロケット団の栄光】で収録されるカードやジムプロモカードが環境に大きな影響を与えそうです。
本記事では、特に注目を集めている新カードの性能と、それによってどう環境が動くのかを徹底考察。今後のメタゲームの流れや対策のヒントも紹介していきます!

ぜひ、最後まで見てください!

注目カードの紹介&対策
【ロケット団の監視塔】

無色ポケモンの特性を無効化できるスタジアム。
影響を受けるポケモンと特性は、
- 【ヨルノズク】...ほうせきさがし
- 【ピジョットex】...マッハサーチ
- 【ノココッチ】...にげあしドロー
- 【ガチグマ アカツキex】…ろうれんのわざ
- 【イキリンコex】…イキリテイク
上記に挙げた以外にも、環境でよく採用が見られるポケモンの特性が止まってしまいます。
特に【ほうせきさがし】を軸としている、【タケルライコex】や【リザードン ex】は大きく影響を受けます。
明確なメタカードのため、対策をせざるを得ない状況です。対策カードを入れることで、枠を圧迫され、構築が歪んでしまうことが懸念されます。
【ロケット団のミミッキュ】

ワザ「ほうせきごっこ」でテラスタルポケモンのワザをコピーできます。
非ルールポケモンでワザをコピーできる点が非常に優秀。
【ドラパルトex】のワザ「ファントムダイブ」をコピーした際に、【リーリエのピッピex】が場にいれば、弱点を突いてバトル場に400ダメージ+ダメカン6個をばら撒けます。
【コダック】

特性「しめりけ」で自身をきぜつさせる効果の特性をなくすことができます。
環境で採用の多い、特性「カースドボム」が使用できなくなります。
【ヨノワール】ラインを採用して、打点補助やポケモンの同時きぜつ等を狙うデッキは今後対策を考える必要がありそうです。
特に【ドラパルトex】、【リザードンex】が影響を受けます。メタカードの対策をどのようにしていくかが、今後のデッキ構築のポイントとなりそうです。
【ロケット団のフリーザー】

特性【レジストヴェール】でロケット団のたねポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けないようにできます。
「ファントムダイブ」のダメカンばら撒きから、ロケット団のたねポケモンを守ることが可能です。
ロケット団のたねポケモンという限定的な範囲ではありますが、【ドラパルトex】相手に強く出られるメタカードとなります。
シェアが上がりそうなデッキ
【サーナイトex】

環境TOPの2デッキがメタカードの対策に追われる中、メタカードの影響を一切受けません。
【ロケット団の監視塔】、【ロケット団のミミッキュ】、【コダック】などのメタカードをデッキに採用することもできます。
【Nのゾロアークex】

【サーナイトex】の立ち位置が良くなると予想されるため、悪タイプで弱点を突けることでシェア率が上がりそうです。
不利対面の【タケルライコex】がメタカードの影響でシェアが下がりそうなため、活躍が期待できるデッキとなります。
【マリィのオーロンゲex】

【Nのゾロアークex】と同じく悪タイプなので、【サーナイトex】に弱点を突けます。
CL宮城後からシェア率を伸ばしつつあるデッキです。さらに追い風となってシェアを伸ばすと予想します。
【バチュルバレット】

メタカードの影響をほぼ受けません。
次の環境でも【ごっつあんプリファイ】の通りが良さそうです。【コダック】の追加で非ルール主体のデッキも増えそうなため、有利対面が増えると予想します。
【非ルールデッキ全般】

【コダック】を採用することで、【ヨノワール】の「カースドボム」からアタッカーを枯らされる場面が減りそうです。
止まってしまうことを減らせれば、非ルールアタッカーでテンポよくサイドを進められるため、強く立ち回れます。
シェアが下がりそうなデッキ
【タケルライコex】

【ロケット団の監視塔】によって「ほうせきさがし」が止まってしまうことが大きな痛手です。スタジアム枚数を増やしたり、【パオジアン】を採用するか、システムポケモンを他に切り替える検討が必要。
【ドラパルトex】

【コダック】によって「カースドボム」が封じられてしまいます。
【クレッフィ】の採用や、【ルチャブル】+「ファントムダイブ」で乗り越えることはできそうですが、前より数は減りそうです。
【ロケット団の監視塔】を採用することで、【タケルライコex】対面は有利になったりと、思っているより立ち位置は悪くないとも感じます。
【リザードンex】

【ロケット団の監視塔】で【ピジョットex】の「マッハサーチ」が止められてしまうのが大きな痛手です。宝石型に変えたとしても、【ヨルノズク】も無色ポケモンのため止まってしまいます。
【コダック】で「カースドボム」も封じられてしまうため、構築を考え直す必要が出てきそうです。
【テラスタルバレット】

【ヨルノズク】の特性「ほうせきさがし」を軸としているため、【ロケット団の監視塔】で止まってしまいます。
対策をしなければ今後の環境では厳しそうなデッキです。

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ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております