【ビクティニBWR争奪戦】の構築戦環境では、現在【エルフーン】系統を中心としたex主体のデッキが環境を席巻中。
そんな中で注目を集めているのが、強力な雷アタッカー【ゼクロムex】とエネ加速要員【シビビール】を組み合わせた【ゼクロムシビビール】デッキです。
本記事では、環境トップのexポケモンたちに有利を取れるこのデッキの強みや立ち回り、採用カードの狙いを徹底解説します!
これから【ゼクロムシビビール】を使ってみたい方、構築の参考にしたい方はぜひご覧ください!

ぜひ、最後まで読んでください!
【ゼクロムシビビール】デッキの特徴
【ゼクロムシビビール】デッキの強み
- トラッシュからエネルギー加速できる
- 【ゼクロムex】が高火力を出せる
- 様々なアタッカーを採用しやすい
①トラッシュからエネルギー加速できる

【シビビール】は、特性「エレキダイナモ」でトラッシュの雷エネルギーをベンチポケモンに加速できます。エネルギー加速できることで即座にアタッカーを起動させられる点が優秀です。
盤面に複数体用意することができれば、エネルギー要求が多いポケモンでも攻撃準備をすぐに整えられるため、継続的に攻撃し続けることができます。
他のデッキはエネルギー加速はできても、アタッカーが倒されると動きが止まりやすいのに対して、アタッカーが倒されてしまっても再びトラッシュに落ちたエネルギーを加速して、すぐに動ける点が強みです。
②【ゼクロムex】で高火力を出せる

中盤から終盤になると【ゼクロムex】のワザ「ボルテージバースト」で高火力が出せる点が強みです。
構築戦環境では、たねexポケモンがアタッカーとして中心となるため、HPラインが230前後となります。
「ボルテージバースト」は、相手がとったサイドの枚数が2枚であれば、230ダメージ出せるため、中盤から相手ポケモンを一撃で倒していける点が優秀です。
③様々なアタッカーを採用しやすい

【プリズムエネルギー】や他色のエネルギーをデッキに採用することで、様々なタイプのサブアタッカーを採用できます。
【シビビール】の特性「エレキダイナモ」があるため、手貼り+「エレキダイナモ」のエネルギー加速で即座に攻撃に移れます。
環境に合わせてサブアタッカーの枠を変えやすい点が強みです。
サンプルデッキレシピの解説

デッキコード:LLLgLL-az9eUp-LngNPQ
採用カードの解説
【ゼクロムex】

高火力のメインアタッカー。
ワザ「ボルテージバースト」は、相手が取ったサイドの枚数に応じて火力が上がっていきます。ダメージ量としては、
- サイド1枚...180ダメージ
- サイド2枚...230ダメージ
- サイド3枚...280ダメージ
- サイド4枚...330ダメージ
サイドを4枚取られていれば、相手が2進化exだったとしても一撃で倒せます。
逆に序盤は火力が出せず強みが活かせないため、中盤から終盤に使いたいアタッカー。
【シビビール】

トラッシュからエネルギー加速できる優秀な特性を持ったポケモン。
ベンチポケモンにエネルギー加速し、即座に攻撃までの準備を整えられます。
最優先で複数体準備したいポケモンです。
【ケルディオex】

序盤に活躍するアタッカー。
エネルギー2個で動ける点が優秀です。手貼り+「エレキダイナモ」で攻撃できるため、盤面の準備が整っていない序盤でも攻撃に移ることができます。
水タイプのため、環境に増えている【レシラムex】に対して強いアタッカーです。弱点を突いて一撃で倒すことができます。
【バッフロンex】

exポケモンに対しての打点役。
相手がexポケモンであれば、200ダメージを与えることができます。
特に【ブルンゲルex】に対して強く、特性「アフロガード」で耐久しながら大ダメージを与えられます。
【テラキオン】

非ルールの闘タイプアタッカー。
前の番に自分のポケモンがきぜつしていれば、2エネで130ダメージ出せます。
闘タイプのため、【バッフロンex】や【ゼクロムex】に対して弱点を突いて一撃で倒せる点が優秀です。
【エモンガ】

ワザ「なかまをよぶ」でたねポケモンの展開ができます。
構築戦環境では、ボールが1種類しかないため、ポケモンの展開がしにくいです。
ポケモンを展開できていないと、たね切れで負けてしまうことも多いため、ワザで序盤から安定して盤面を作っていける点が優秀です。
【ハイパーボール】

構築戦で唯一のボール系カード。ポケモンの展開や【シビビール】を早期に用意するために必須のカードです。
【ポケギア3.0】

毎ターン確実にサポートを使用したいため、最大数の4枚採用。
【トウコ】

進化ポケモンとエネルギーをサーチできるサポート。
【シビビール】のサーチに役立ちます。特殊エネルギーもサーチ可能なため、雷以外のアタッカーに必要な【プリズムエネルギー】を持ってくる手段として優秀。
【クラウン】

構築戦で唯一の手札干渉。コイントスで引ける枚数が変わるため、安定感は低めです。
オモテが出せた場合、相手の手札を3枚にできるため、事故らせてそのまま押し切れるゲームもあります。
【プリズムエネルギー】

たねポケモンにつければ、すべてのエネルギーとしてはたらく特殊エネルギー。
異なるタイプのたねアタッカーを起動するために役立ちます。
デッキの基本的な回し方
先攻・後攻
後攻を選択します。後攻を選択して【エモンガ】の「なかまをよぶ」でたねポケモンの展開が理想です。
後攻1ターン目
このターンでは、盤面形成をしていきます。

理想的な盤面:
- バトル場:【エモンガ】
- ベンチ:【シビシラス】2体、アタッカー1体
後攻2ターン目
攻撃を開始していきます。

【シビビール】が用意できていれば、次のアタッカーの準備を進めましょう。最初に【ケルディオex】から攻撃を開始した場合、【バッフロンex】か【テラキオン】が次のアタッカーになります。
【ケルディオex】は相手のexポケモンを一撃で倒せる火力はないです。攻撃パターンとしては、
- 【ケルディオex】「しっぷうづき」120ダメージ+【バッフロンex】「ゴールドブレイク」200ダメージ、または【テラキオン】「かたきうち」130ダメージ
- 【ケルディオex】「しっぷうづき」120ダメージ+「ソニックエッジ」120ダメージ
【ケルディオex】が倒されない場合は、下ワザの「ソニックエッジ」で手負いの相手exポケモンを倒しにいきます。
後攻3ターン目以降
相手がサイドを進めている場合、【ゼクロムex】の「ボルテージバースト」で相手ポケモンを一撃突破していきます。
相手がサイドを3枚以上進めていれば280ダメージ出せるため、大抵のポケモンは一撃で倒せます。
一気にサイドを進めて勝利を目指しましょう。
各対面で意識したいこと
VSゼクロム(ミラー)


【テラキオン】と【バッフロンex】を中心に戦っていきます。
【ケルディオex】は雷弱点で一撃で倒されてしまうため、出番はほぼないです。
【テラキオン】は雷ポケモンの弱点を突いて戦っていけます。相手がポケモンをきぜつさせた返しに「かたきうち」で雷ポケモンを一撃で倒したいです。
相手の【ゼクロムex】に対して【バッフロンex】の「ゴールドブレイク」で200ダメージを与えることができれば、「ボルテージバースト」の自傷ダメージで【ゼクロムex】がきぜつします。
先に【ゼクロムex】が攻撃してきた場合も、30ダメージ受けているので一撃で倒せます。
【ゼクロムex】はフィニッシャーとして非常に優秀です。最後は相手のポケモンを一撃で倒してサイドを取り切りたいです。
VSエルフーンバレット

【エルフーンバレット】はアタッカーがたねex主体になるため、相手がサイドを2枚進めてくれれば【ゼクロムex】で一撃突破していけます。
【エルフーンex】のワザ「ワンダーコットン」で大ダメージは避けたいため、手札のトレーナーズを減らすプレイングが大切です。
トラッシュできるグッズは極力使ってしまい、手札にトレーナーズが貯まってしまわないように立ち回りましょう。
VSブルンゲルゾロアーク


基本的には【バッフロンex】を中心に戦っていきます。
【バッフロンex】の特性「アフロガード」による高耐久が活きる対面です。
相手の【ブルンゲルex】は、【バッフロンex】を突破するのに【イグニッションエネルギー】または4エネついた「パワープレス」2回で突破することになります。
非常に要求が高いことと、突破できたとしても【イグニッションエネルギー】を2枚消費する可能性が高く、リソース的に厳しいです。
相手が【バッフロンex】の突破に3回の攻撃を要することがあれば、十分に時間が稼げるため、こちらの盤面を整えられます。
グッズロックで動けない場合、【ボスの指令】で相手の【ブルンゲルex】以外のベンチポケモンを呼び出せば、【ブルンゲルex】がバトル場からいなくなるため、グッズは使えます。どうしてもグッズを使いたい場面は、裏呼びをして動きましょう。
まとめ
【ビクティニBWR争奪戦】で再度注目が集まっている【ゼクロムシビビール】について解説しました。

デッキを組んで遊んでみてください!
ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております