こんな悩みある方いませんか?
- 対戦してもなかなか勝率が上がらない
- 使用してみたいけど、デッキの使い方が分からない
- 参考のデッキレシピが知りたい
この記事では、初心者・中級者の方の悩みを解決できるようにデッキの特徴、デッキリスト、基本的な回し方を解説します。

ぜひ、最後まで読んでください!
【サーナイトex】×【ブルンゲルex】デッキの特徴
【サーナイトex】×【ブルンゲルex】デッキの強み
- グッズ、ポケモンのどうぐをロックして妨害できる
- トラッシュからエネルギー加速できる
- 相手に応じて様々なアタッカーで戦える
①グッズ、ポケモンのどうぐをロックして妨害できる

【ブルンゲルex】は特性「うみののろい」によって、相手のグッズとポケモンのどうぐを使えなくできます。この特性によって相手の展開や攻撃の準備を大きく妨害できます。

進化前の【プルリル】も、ワザ「うみのかげ」でグッズロックが可能なため、進化前から一貫して相手の動きを制限できるのが魅力です。
特にグッズに依存しやすい【リザードンex】などのデッキに対しては、テンポを奪いながら自分の盤面を整えることができ、非常に強力なメタカードとして機能します。
ポケモンのどうぐも出してつけられなくなるため、環境で活躍している強力なポケモンのどうぐの使用を防げる点も優秀です。
環境で活躍しているポケモンのどうぐを挙げると、
- きらめく結晶
- ヒーローマント
- ワザマシン エヴォリューション
- 勇気のおまもり
- ふうせん
上記のカードや他のポケモンのどうぐもすべてつけられなくなります。相手のプランを崩し、かなりの制限をかけられます。
②トラッシュからエネルギー加速できる

【サーナイトex】は、特性「サイコエンブレイズ」でトラッシュから超エネルギーを好きなように超タイプポケモンに加速できます。
【サーナイトex】の準備とトラッシュに超エネルギーを貯めることができれば、エネルギー加速を自在にして、即座にアタッカーを起動可能です。
③相手に応じて様々なアタッカーで戦える
様々な超タイプのアタッカーを採用できるため、環境に応じてアタッカーをカスタマイズしていける点が強みです。主な超タイプアタッカーと役割としては、
- 【サケブシッポ】...ベンチ狙撃でベンチのHPが低いポケモンを狙える
- 【サーナイトex】...高HPで耐えて、中打点を与えにいける
- 【マシマシラ】...相手をこんらんにして妨害できる
- 【リーリエのピッピex】...ドラゴンタイプに弱点を突ける
- 【ブルンゲルex】...グッズ、ポケモンのどうぐをロックしながらダメージを稼げる
【ブルンゲルex】がアタッカーとして加わったことで、妨害性能が特に上がっています。今までは【スボミー】でグッズロックをしていましたが、ダメージを稼げませんでした。
妨害役が【ブルンゲルex】に変わったことで、相手のHPが低いたねポケモンなどを倒してサイドを進めつつ、妨害ができます。
【サーナイトex】×【ブルンゲルex】デッキの弱み
- 火力が低い
- バトル場特性のため、ベンチ呼び出しでロックを解除されてしまう
①火力が低い
【ブルンゲルex】のワザ「パワープレス」は、80ダメージ+ワザを使うエネルギーより、2個多くエネルギーがついていれば、80ダメージ追加です。
最大で160ダメージしか出せないため、たねexの突破すらできません。
特性「うみののろい」はバトル場特性のため、妨害を継続するのであれば、バトル場に置いておく必要があります。


そのため、【マシマシラ】の特性「アドレナブレイン」による火力サポートや、2進化exを狙う場合は【ワザマシン デヴォリューション】での補助プランを組み込む必要があります。ロック戦術を活かしつつ、火力不足をどう補うかが構築のポイントです。
②バトル場特性のため、ベンチ呼び出しでロックを解除されてしまう

特性「うみののろい」はバトル場でしかはたらかないため、【ボスの指令】などでベンチポケモンを呼び出されると、グッズ、ポケモンのどうぐのロックを解除されてしまいます。
相手に呼び出し札の使用を強いるという点では一定の妨害効果がありますが、一度ロックが外れると相手が一気に展開し、形勢を逆転されるリスクもあるのが難点です。
ベンチに他のポケモンを置かず、【ブルンゲルex】だけの盤面にすればロックを継続できますが、エネルギー加速などの観点からも、実現は難しくなります。
このように、「呼び出し札1枚でロックが崩れる」という構造的な脆さは、【ブルンゲルex】型デッキの明確な弱点と言えます。
サンプルデッキレシピ解説

デッキコード:XRyXpM-mdbOKV-ppyUSM
採用カードの解説
【プルリル】

【プルリル】は、ワザ「うみのかげ」で20ダメージを与えつつ、相手のグッズを使用不可にする強力な妨害性能を持っています。序盤における【スボミー】と同様の役割を果たし、相手の立ち上がりを妨害できます。
【スボミー】との違いは超タイプである点。これにより、【サーナイトex】の特性「サイコエンブレイズ」によってエネルギー加速が可能です。にげエネが3個と重いため、逃げるためにはダメカン6個を乗せる必要がありますが、これを逆手に取れば【マシマシラ】の「アドレナブレイン」とのシナジーも生まれます。
例えば、【マシマシラ】が2体盤面にいれば、逃げエネコストを払うだけでダメカン6個を相手にばらまけるという動きも可能です。グッズロックとダメカン戦術を両立できる点が優秀です。
【マシマシラ】

特性「アドレナブレイン」でダメカンを相手に返す動きが強力。
【サーナイトex】の特性「サイコエンブレイズ」は、自発的にダメカンを生み出せるため、非常に相性が良いです。
足りない火力の補助、HPが低いたねポケモンの処理、ばら撒かれたダメカンを相手に返せたりと活躍の場面が多いです。
【サケブシッポ】

ベンチ狙撃ができるアタッカー。
【勇気のおまもり】と組み合わせることで、ベンチポケモンに240ダメージ与えることができます。
相手のベンチにいるドローサポートポケモンなどを一撃で倒せる点が優秀です。
【シェイミ】

特性「はなのカーテン」でベンチ狙撃からベンチポケモンを守ることができます。
HPが低いポケモンが多く盤面に並ぶことになるため、ベンチ狙撃で盤面崩壊することは避けたいです。
【タケルライコ】の「らくらいあらし」などベンチ狙撃が流行っているため、ベンチ狙撃をしてくるデッキに対して、優先してベンチに出したいポケモンです。
【ミュウex】

ドローサポートとアタッカーとして活躍するポケモン。
特性「リスタート」は、手札が3枚になるようにドローできます。後半の手札干渉を受けた後に復帰手段として役立ちます。
アタッカーとしては、ワザ「ゲノムハック」で相手のワザをコピー可能です。特に【ドラパルトex】対面で「ファントムダイブ」をコピーする動きが強力。
【リーリエのピッピex】がベンチにいれば、特性「フェアリーゾーン」で弱点を突きつつ、ダメカンばら撒きができます。
【カウンターキャッチャー】

サイドが負けていれば、グッズでベンチ呼び出しができます。
2進化デッキのため、サイドは相手に先行される場面が多く、使いやすいグッズです。
手札干渉と合わせて、相手の非アタッカーポケモンを呼び出して縛りつつ、【ブルンゲルex】でグッズ、ポケモンのどうぐロックの動きが強力。
【シークレットボックス】

ACE SPEC枠。序盤の動きを安定させてくれる1枚です。【ペパー】からサーチできるため、再現性高く安定した立ち回りが可能になります。
スタジアム、ポケモンのどうぐ、グッズ、サポートを一度に揃えられるため、盤面展開をしつつ、【ワザマシン エヴォリューション】で進化して、盤石な盤面を作り上げることが可能です。
【勇気のおまもり】

たねポケモンのHPを50上げてくれるポケモンのどうぐ。
乗っているダメカンの数で火力が変わるアタッカーのHPを上げて、特性「サイコエンブレイズ」で乗せられるダメカンの数を増やすことで、火力を上げられます。
【マシマシラ】を複数並べてのダメカン合戦になった場合、HPを上げることで倒されにくくしたりと活躍の場が多いポケモンのどうぐです。
【ワザマシン エヴォリューション】

序盤の盤面形成に役立つポケモンのどうぐ。
ベンチポケモンを2体進化させられるため、一気に盤面形成が進みます。
【ワザマシン デヴォリューション】

相手ポケモンを退化させ、同時きぜつを狙えるポケモンのどうぐ。【ブルンゲルex】を軸に戦う場合、火力が高くないため、2進化exの突破が大変です。
ワザ「パワープレス」でダメージを与えつつ、【マシマシラ】でダメカンを操作することで、相手のアタッカーを同時に退化させてきぜつを狙いたいです。
【ボウルタウン】

たねポケモンの展開に役立つスタジアム。
【なかよしポフィン】で展開ができないHP80以上のたねポケモンが多く採用されています。序盤であれば【シェイミ】や【プルリル】を並べたいときに役立ちます。
デッキの基本的な回し方
先攻・後攻
後攻を選択します。グッズロックが刺さりやすい相手は、【プルリル】でグッズロック。グッズロックが刺さりにくい相手は、【ワザマシン エヴォリューション】から入ります。
【ワザマシン エヴォリューション】を使用する場合、後攻1ターン目で【ペパー】→【シークレットボックス】から盤面展開して、【ワザマシン エヴォリューション】を使用できるのが理想の動きです。
後攻1ターン目
このターンでは、盤面形成をしていきます。【プルリル】でグッズロックするパターンを解説します。
理想的な盤面:
- バトル場:【プルリル】
- ベンチ:【ラルトス】2体、【プルリル】、【マシマシラ】
理想の動き:
- 【ペパー】で【シークレットボックス】をサーチ
- 【シークレットボックス】で【ボウルタウン】【なかよしポフィン】【ワザマシン エヴォリューション】【ナンジャモ】または【博士の研究】をサーチ
- 【なかよしポフィン】で【ラルトス】2体を並べる
- 【ボウルタウン】で【プルリル】を並べる。
- バトル場にエネルギー手貼りをして、ワザ「うみのかげ」でグッズロック
グッズロックする場合、【ペパー】でサーチするカードは【シークレットボックス】ではなく、ボールでも構いません。手札を見て判断しましょう。
後攻2ターン目
グッズロックを継続しつつ盤面形成をします。
【プルリル】を【ブルンゲルex】に進化させることで、グッズロックを継続しつつ、ポケモンのどうぐもロックできます。相手の盤面形成を妨害していきましょう。
後攻3ターン目以降
【ブルンゲルex】の2体目を用意して妨害を継続しつつ、盤面のダメカンを【マシマシラ】の「アドレナブレイン」で返していきましょう。
まとめ
【サーナイトex】×【ブルンゲルex】デッキの解説をしました。【ブルンゲルex】を採用することで、【サーナイトex】デッキの妨害性能がより高まった形となっています。新弾で要注目のデッキです!

デッキを組んで遊んでみてください!
ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております