こんな悩みある方いませんか?
- 対戦してもなかなか勝率が上がらない
- 使用してみたいけど、デッキの使い方が分からない
- 参考のデッキレシピが知りたい
この記事では、初心者・中級者の方の悩みを解決できるようにデッキの特徴、デッキリスト、基本的な回し方を解説します。

ぜひ、最後まで読んでください!
発売前のカード情報を含みます。
【ゲッコウガex】デッキの特徴
【ゲッコウガex】デッキの強み
- ワザ「ぶんしんれんだ」でベンチ狙撃できる
- 特性「マッハサーチ」とワザ「しのびのやいば」で好きなカードをサーチできる
- 1エネでワザ「しのびのやいば」を使用できる
①ワザ「ぶんしんれんだ」でベンチ狙撃できる


【ゲッコウガex】は、ワザ「ぶんしんれんだ」で相手のポケモン2体に120ダメージ与えられます。
進化前のHPが低いポケモンを狙って同時きぜつを狙えたり、手負いのベンチに下がったポケモンを狙えたりと強力なワザです。
要求エネルギーが水無無の3エネ必要なため、ワザを使うハードルが高かったのが難点でしたが、新弾の【ホワイトフレア】で【イグニッションエネルギー】が追加されたことで、水エネ+【イグニッションエネルギー】でワザが使用できるようになりました。
ワザ使用までのハードルが下がったことで、【ぶんしんれんだ】をより使いやすくなったことが大幅な強化ポイントです。
②特性「マッハサーチ」とワザ「しのびのやいば」で好きなカードをサーチできる

【ピジョットex】を採用することで、特性「マッハサーチ」で好きなカードを1枚サーチできます。【ゲッコウガex】のワザ「しのびのやいば」でも好きなカードを1枚サーチできるため、必要なパーツ等を揃え易く、やりたい動きを通しやすいです。
確定サーチ手段が2つあることで、盤面さえ整ってしまえば、安定した動きができることが強みと言えます。
③1エネでワザ「しのびのやいば」を使用できる
上ワザの「しのびのやいば」は、水エネ1枚でワザが使用できます。要求エネが軽いため、進化さえできてしまえば、手貼りからすぐに攻撃を開始できます。
170ダメージと火力は控えめではありますが、2進化ポケモンを2回の攻撃で倒せるだけの火力がある+確定サーチ効果つきなため、使いやすいワザです。
ワザ使用のハードルが低く、進化さえできてしまえば早い動き出しができる点が強みと言えます。
【ゲッコウガex】デッキの弱み
- 必要パーツが多く、動き出しが遅れやすい
- グッズロックに弱い
- エネルギー加速ができない
①必要パーツが多く、動き出しが遅れやすい



2進化が3ライン採用されていることで盤面形成に時間を要することが難点です。
進化さえできてしまえば、動き出しは早いですが、それまでの盤面形成のハードルが高いと言えます。
【ふしぎなあめ】が採用されているため、手札の噛み合いがよければスムーズに進化していけますが、進化ポケモン+【ふしぎなあめ】を手札に引き込むハードルが高いです。
序盤はたねポケモンを盤面に多く並べる必要もあるため、ボールを複数引けていないと展開が思うようにできず止まってしまうこともあります。
サイドはかなり先行されてから動き出しが多いため、後半にどのように捲っていくかが重要です。
②グッズロックに弱い

盤面形成にグッズを多く使用するデッキ構築上、【スボミー】のワザ「むずむずかふん」に弱いです。
ボール系が使えなかったり、【ふしぎなあめ】が使えないことで盤面形成が大幅に遅れてしまいます。
相手は【スボミー】で時間稼ぎをしている間に盤面形成できるため、相手に先に盤面を整えられてしまうと厳しい戦いになります。
③エネルギー加速ができない
自身がエネルギー加速できる特性を持っていたり、エネルギー加速できるサポートカードが入っているわけではありません。
エネルギー手貼りから動くデッキのため、エネルギー供給問題があります。毎ターン順調に手貼りができていれば問題は少ないですが、盤面形成をしつつ手貼りもとなると要求が高いです。
例えば、ワザ「ぶんしんれんだ」を使用するには、水エネ+【イグニッションエネルギー】の2回手貼りが必要です。
【ゲッコウガex】が相手の高火力ワザで一撃で倒されてしまった場合、もう1体の【ゲッコウガex】に水エネを付けれていなければ、次の番に「ぶんしんれんだ」を使えません。
ワザ「しのびのやいば」を使用するハードルは低いですが、ワザ「ぶんしんれんだ」を使うハードルは若干高めと言えます。
サンプルデッキレシピ解説

採用カードの解説
【ピジョットex】

特性「マッハサーチ」で毎ターン好きなカードを1枚サーチできます。
盤面形成してく際に優先して準備したいポケモンです。2進化ラインが3つ入っているため、盤面形成のために必要なカードが多くあります。
確定サーチできることで、足りないカードをピンポイントで集められる点が非常に優秀です。
【ヨノワール】

特性「カースドボム」で様々なサポートができるポケモンです。主な役割としては、
- 「しのびのやいば」の170ダメージで足りない火力を補助
- 「ぶんしんれんだ」を阻む【シェイミ】をきぜつさせて、ベンチ狙撃
- 【ブライア】を使用するためにサイド枚数の調整
使用頻度が高い役割としては、【シェイミ】をきぜつさせるために使うことが多いです。
デッキの強みが「ぶんしんれんだ」による盤面破壊となるため、ベンチ狙撃を阻んでくる【シェイミ】をきぜつさせられる【ヨノワール】の存在は欠かせません。
【ピィ】

序盤の安定感を高めてくれるポケモン。
後攻1ターン目に【ペパー】から【ワザマシン エヴォリューション】が理想ですが、毎回この動きをするのは非常に困難です。
初手の動きが渋いときにボールから容易にサーチができ、「にぎにぎドロー」で手札補充ができます。手札を7枚になるようにドローすることで次の番の動きに繋げられます。
【スボミー】に「むずむずかふん」をされて動けない場合にも、「にぎにぎドロー」が有効です。打開するカードを引いてくるために役立ちます。
【シェイミ】

特性「はなのカーテン」でベンチ狙撃からベンチポケモンを守ることができます。
HPが低いポケモンが多く盤面に並ぶことになるため、ベンチ狙撃で盤面崩壊することは避けたいです。
【タケルライコ】の「らくらいあらし」などベンチ狙撃が流行っているため、ベンチ狙撃をしてくるデッキに対して、優先してベンチに出したいポケモンです。
【ふしぎなあめ】

たねポケモンを一気に2進化ポケモンに進化させられます。
2進化ラインが多く採用されているため、盤面形成を早めるために使用したいグッズです。
【カウンターキャッチャー】

サイドが負けていれば、グッズでベンチ呼び出しができます。
2進化デッキのため、サイドは相手に先行される場面が多く、使いやすいグッズです。
手札干渉と合わせて、相手の非アタッカーポケモンを呼び出してバトル場に縛りつつ、「ぶんしんれんだ」でベンチ狙撃の動きが強力です。
【エネルギー転送】

【ペパー】からサーチでき、基本エネルギーにアクセスできる便利なグッズ。
「ぶんしんれんだ」を使うには、毎ターンの手貼りが重要となります。手貼りをしやすくするために重要な1枚です。
【シークレットボックス】

ACE SPEC枠。序盤の動きを安定させてくれる1枚です。【ペパー】からサーチできるため、再現性高く安定した立ち回りが可能になります。
スタジアム、ポケモンのどうぐ、グッズ、サポートを一度に揃えられるため、盤面展開をしつつ、【ワザマシン エヴォリューション】で進化して、盤石な盤面を作り上げることが可能です。
サポートもサーチできるため、次の番も安定した立ち回りができます。
【ふうせん】

にげるエネルギーを2個減らしてくれるポケモンのどうぐ。
エネルギーの採用枚数を絞っており、毎ターンの手貼りが重要になるため、にげるためにエネルギーを消費したくないです。
【ふうせん】をつけてにげることで、無駄なエネルギー消費を減らすことができます。
【がくしゅうそうち】

バトル場のポケモンがきぜつした時に基本エネルギーを移し替えできるポケモンのどうぐ。「ぶんしんれんだ」を使いたい際に役立つ1枚です。
ベンチの【ゲッコウガex】に付けておけば、エネルギーを引き継げるため、次の番に【イグニッションエネルギー】を手貼りするだけで「ぶんしんれんだ」を使用できます。
エネルギー加速がないため、1ターンの間に「ぶんしんれんだ」の要求エネルギーは満たせません。【がくしゅうそうち】でのエネルギーの移し替えが重要となります。
【ワザマシン エヴォリューション】

後攻1ターン目に【ペパー】からサーチしてきて使いたいポケモンのどうぐ。
ベンチポケモンを2体進化させられるため、一気に盤面形成が進みます。
【ワザマシン デヴォリューション】

相手ポケモンを退化させ、同時きぜつを狙えるポケモンのどうぐ。【ゲッコウガex】は火力が高くないため、2進化exの突破が大変です。
「ぶんしんれんだ」で複数の相手にダメージを与えることができるため、退化させてきぜつさせるプランを取ることが多くなります。
相手のアタッカーを同時に退化させてきぜつさせることで、盤面崩壊を狙うことが可能です。
【トウコ】

進化ポケモンとエネルギーをサーチできるサポート。
進化ポケモンをサーチしてきて盤面形成を進めつつ、【イグニッションエネルギー】を持ってきて「ぶんしんれんだ」を使うための準備ができます。
【ブライア】

相手の残りサイドが2枚の時しか使えませんが、テラスタルポケモンでバトルポケモンをきぜつさせたときにサイドを1枚多く取れます。
【ゲッコウガex】は「ぶんしんれんだ」で複数体にダメージを与えられるため、サイドを一気取りして勝利を目指せます。
相手のサイド枚数が奇数になってしまった場合、「カースドボム」でサイド枚数を調整して【ブライア】の使用条件を満たしましょう。
【イグニッションエネルギー】

「ぶんしんれんだ」を使うために必須の特殊エネルギー。番の終わりにトラッシュされてしまいますが、無色エネルギー3個分としてはたらきます。
番の終わりにトラッシュしてしまうデメリット効果は、「ぶんしんれんだ」のコストになるため気になりません。コストが噛み合っている点も相性が良いと言えます。
デッキの基本的な回し方
先攻・後攻
後攻を選択します。後攻1ターン目で【ペパー】→【シークレットボックス】から盤面展開して、【ワザマシン エヴォリューション】を使用して、盤面形成が理想の動きです。難しければ、【ピィ】の「にぎにぎドロー」で手札補充します。
後攻1ターン目
このターンでは、盤面形成をしていきます。

理想的な盤面:
- バトル場:スタートポケモン
- ベンチ:【ケロマツ】2体、【ポッポ】、【シェイミ】(相手がベンチ狙撃してくるデッキの場合)
理想の動き:
- 【ペパー】で【シークレットボックス】をサーチ(ポケモンのどうぐの選択は状況により選択)
- 【シークレットボックス】で【ボウルタウン】【なかよしポフィン】【ワザマシン エヴォリューション】【ナンジャモ】をサーチ
- 【なかよしポフィン】で【ポッポ】【ケロマツ】を並べる
- 【ボウルタウン】で【ケロマツ】を並べる。(相手がベンチ狙撃をしてくる場合、【シェイミ】)
- 【ワザマシン エヴォリューション】をバトル場のポケモンにつける
- バトル場にエネルギー手貼りをして、【ワザマシン エヴォリューション】を使用
- 【ポッポ】を【ピジョン】に、【ケロマツ】を【ゲコガシラ】に進化
【ワザマシン エヴォリューション】から入れるのが理想ですが、難しい場合は【ピィ】で「にぎにぎドロー」から入ります。手札補充をして、次の番に動けるように備えましょう。
【ワザマシン エヴォリューション】を使用するためには、エネルギーが必要です。初手にない場合、【シークレットボックス】で【エネルギー転送】を持ってきましょう。
【ペパー】でサーチしてくるポケモンのどうぐの選択肢としては、
- 【ふうせん】...バトル場のポケモンをにがしたい場合
- 【ワザマシン デヴォリューション】...使用機会がない場合のコスト
- 【がくしゅうそうち】...バトル場のポケモンが次の番に倒されそうな場合
状況に応じて必要なポケモンのどうぐをサーチしてきましょう。
後攻2ターン目
攻撃を開始、または動き出しができないのであれば盤面形成をします。

毎ターンの手貼りが非常に重要です。「ぶんしんれんだ」を使用するために水エネルギーを貼って、いつでも【イグニッションエネルギー】手貼りからワザを使えるようにしておきましょう。
後攻3ターン目以降
ベンチ狙撃ワザ「ぶんしんれんだ」を使用して相手の盤面崩壊を狙います。ベンチ狙撃や【ブライア】を絡めてサイドを取り切りましょう。
まとめ
【ゲッコウガex】デッキの解説をしました。【ブラックボルト】【ホワイトフレア】の収録カードで大幅に強化される注目デッキです。

デッキを組んで遊んでみてください!
ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております