【メガカイリューex】デッキ解説｜MEGAドリームex環境対応　デッキレシピと回し方の解説

この記事では、初心者・中級者向けに、デッキの特徴・デッキリスト・基本的な回し方を解説します。

【メガカイリューex】デッキの特徴

【メガカイリューex】デッキの強み

1. 高耐久、高火力
2. 【ハクリュー】の特性が優秀
3. 特性でポケモンの入れ替えができる

①高耐久、高火力

【メガカイリューex】は、HPが370と高耐久です。ドラゴンタイプであるため、弱点がなく、より高耐久を活かしやすいです。

ワザ「リューノグライド」は、エネルギーを2個トラッシュして330ダメージと高火力を誇ります。相手が2進化exだったとしても1撃で倒すことができます。

②【ハクリュー】の特性が優秀

【ハクリュー】の特性「しんかのみちびき」が優秀です。エネルギーがついているなら進化ポケモンをサーチできます。

【メガカイリューex】をサーチして、アタッカーを用意したり、サポートポケモンを用意したりと、盤面形成に非常に役立つ特性です。

メインアタッカーの1進化枠のため、無理なくデッキに採用できる点も強みと言えます。

③特性でポケモンの入れ替えができる

【メガカイリューex】は、特性「スカイキャリー」でバトル場とベンチポケモンの入れ替えができます。

相手からダメージを受けた【メガカイリューex】をベンチに下げたい場面や、ベンチで再度エネルギー加速したい場面で役立つ特性です。

ワザ「リューノグライド」は、デメリットとしてエネルギーを2個トラッシュしてしまいますが、特性「スカイキャリー」でベンチに下げることで、【シビビール】の特性「エレキダイナモ」で、トラッシュからすぐにエネルギー加速できます。

ベンチに【シビビール】を2体用意することで、ワザ「リューノグライド」を連打できる点が優秀です。

【メガカイリューex】デッキの弱み

1. 2進化デッキのため盤面形成に時間がかかる
2. ベンチが狭い
3. 【シビビール】を倒されると、連続でワザが使えない

①2進化デッキのため盤面形成に時間がかかる

2進化のアタッカーの準備、サポートポケモンの準備など盤面形成に時間を要します。

アグロデッキ相手の場合、盤面を作り上げる前にサイドを進められてしまい、サイドレースで追いつけないことも多々あります。

また、HPが低いポケモンが並ぶため、【ドラパルトex】のワザ「ファントムダイブ」で盤面を崩壊させられてしまうと盤面の立て直しが厳しいです。

②ベンチが狭い

【メガカイリューex】の進化ライン、【シビビール】2体、ドローサポートポケモンでベンチが埋まります。盤面が埋まってしまうため、サブアタッカーの枠や、ドローサポートポケモンを複数並べることが難しいです。

考えなしにポケモンを並べてしまうと、身動きができない状態となってしまいます。また、ドローサポートポケモンを置く枠が少ないため、手札確保がサポート頼りになります。

③【シビビール】を倒されると、連続でワザが使えない

【メガカイリューex】のワザ「リューノグライド」は、エネルギーを2個トラッシュします。【シビビール】の特性「エレキダイナモ」でエネルギーを再度加速し直す動きが必須です。

エネルギー加速を【シビビール】に強く依存しており、先に倒されてしまうとエネルギーが追いつかず、連続でワザを使えなくなるリスクがあります。

サンプルデッキレシピ

デッキコード：cGYY8x-jquaRU-DxJD8c

デッキを表示

後攻1ターン目

後攻1ターン目は、盤面形成とグッズロックをします。

理想的な盤面：

• バトル場：【スボミー】
  
• ベンチ：【ミニリュウ】2体、【シビシラス】2体、【オーガポンいどのめんex】

理想の動き：

1. ボールで【ミニリュウ】を優先して展開
2. 【シビシラス】などたねポケモンの展開
3. 【オーガポンいどのめんex】にエネルギー手貼り
4. 「むずむずかふん」でグッズロック

後攻1ターン目はグッズロックをして相手の妨害をしていきます。2進化デッキのため、盤面形成には時間を要します。

スタートポケモンは、にげエネが0の【シビシラス】または【スボミー】でスタートが理想です。

手貼りは【オーガポンいどのめんex】または【ミニリュウ】にします。【ミニリュウ】に手貼りしておくと、次のターンに【ハクリュー】に進化できれば、特性「しんかのみちびき」で進化ポケモンをサーチできます。

【博士の研究】、【大地の器】、【ハイパーボール】などでトラッシュに雷エネルギーを落としておきましょう。2ターン目以降に【シビビール】の特性「エレキダイナモ」でトラッシュからエネルギー加速できます。

後攻2ターン目

2ターン目は、盤面形成を進めつつ、【オーガポンいどのめんex】で攻撃を開始できるのが理想です。

相手が2進化デッキなどHPが低いたねポケモンが並ぶ場合、ワザ「げきりゅうポンプ」でサイド複数取りできると有利に戦えます。

HPが低いポケモンに対しては、【オーガポンいどのめんex】、HPが高いポケモンに対しては、【メガカイリューex】と役割分担が分かれています。相手に応じてアタッカーの選択をしましょう。

後攻2ターン目の「げきりゅうポンプ」は非常に強力ですが、エネルギーが山札に戻ってしまいます。トラッシュにエネルギーを落とせていない場合、【シビビール】の特性「エレキダイナモ」でエネルギー加速できなくなる点には注意しましょう。

後攻3ターン目以降

【メガカイリューex】を中心にサイドを取り進めていきます。

各対面で意識したいこと

VSタケルライコex

高耐久を活かしづらい対面です。【タケルライコex】のワザ「きょくらいごう」で容易に【メガカイリューex】がワンパンされてしまいます。かなり不利対面だと考えています。

【ホーホー】を倒しつつ、手札干渉をして、少しでも相手の要求を上げたいです。

【シビシラス】のHPが低いため、【タケルライコ】の「らくらいあらし」で狙われがちです。複数体【シビシラス】を用意しておかないと、【シビビール】の準備が難しいです。

VSサーナイトex

序盤は【オーガポンいどのめんex】を立てて、「げきりゅうポンプ」でサイド複数取りを狙います。【ラルトス】や【キルリア】の2面取りができるのが理想です。相手が【サーナイトex】を準備するのを妨害します。

【サーナイトex】が出てくるまでに盤面形成を進め、裏呼び+「リューノグライド」で【サーナイトex】をワンパンで倒したいです。

【リーリエのピッピex】の特性「フェアリーゾーン」でドラゴンタイプは弱点を突かれます。ベンチに早い段階で【メガカイリューex】を置いておくと、裏呼びからワンパンされてしまうため注意しましょう。【サーナイトex】を倒すターンに【メガカイリューex】に進化したいです。

VSドラパルトex

早期に進化して盤面形成ができないと、【ドラパルトex】のワザ「ファントムダイブ」で盤面が崩壊します。特に【シビシラス】はHPが40と低く、狙われがちです。デッキのエンジンとなる【シビビール】が狩り尽くされると、エネルギー供給が止まるため非常に厳しいです。

【ハクリュー】の特性「しんかのみちびき」は、進化ポケモンをサーチできます。盤面を早期形成するために役立つ特性です。上手く特性を使って盤面を作っていきましょう。

【バトルコロシアム】が採用されています。相手の「カースドボム」や「ファントムダイブ」からベンチポケモンを守るのに役立ちます。

VSマリィのオーロンゲex

相手の【ユキメノコ】は最優先で処理したいカードです。特性持ちのポケモンが多いデッキのため、放置するとダメカンがどんどん蓄積し、最終的に【ワザマシン デヴォリューション】で一気に盤面を崩される危険があります。

【シェイミ】が出てこない場合は、「げきりゅうポンプ」でサイド複数取りを狙うのも有効。

また、相手の【マリィのオーロンゲex】が出てきた際に即座に倒せるかが重要です。【メガカイリューex】なら「リューノグライド」でワンパン可能なので、それまでにしっかり盤面を整えておきましょう。

ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております