こんな悩みある方いませんか?
- 対戦してもなかなか勝率が上がらない
- 使用してみたいけど、デッキの使い方が分からない
- 参考のデッキレシピが知りたい
この記事では、初心者・中級者の方の悩みを解決できるようにデッキの特徴、デッキリスト、基本的な回し方を解説します。

ぜひ、最後まで読んでください!

【テラスタルバレット】デッキの特徴
デッキの強み
- 【オーガポンいどのめんex】の「げきりゅうポンプ」でベンチ狙撃できる
- 多彩なアタッカーが採用されており、相手に応じて使い分けができる
- グッズロックされても動きやすい
【オーガポンいどのめんex】の「げきりゅうポンプ」でベンチ狙撃できる

アタッカーとして【オーガポンいどのめんex】が採用されており、ワザ「げきりゅうポンプ」でバトル場に100ダメージ、ベンチに120ダメージ与えられます。


【きらめく結晶】+【アカマツ】でワザを使っていけるため、【ヨルノズク】の「ほうせきさがし」から即攻撃が可能です。
相手のバトル場がHPの低いたねポケモンであれば、バトル場とベンチのたねポケモンを同時きぜつさせ、有利に戦いを進められます。
現環境では、ベンチ狙撃を無効にできる特性が少ないため、ベンチポケモンを守ることは困難です。そのため、ベンチ狙撃ワザの通りがよく、序盤からベンチ狙撃ワザを使えることは強みと言えます。
多彩なアタッカーが採用されており、相手に応じて使い分けができる
【オーガポンいどのめんex】のベンチ狙撃ワザだけでなく、様々なアタッカーが採用されているため、相手に応じて最適なアタッカーを選択して戦うことができます。各アタッカーの役割は下記です。
- 【オーガポンいどのめんex】・・・HPが低いたねポケモン
- 【オーガポンみどりのめんex】・・・リザードンex、Nのゾロアークex
- 【リーリエのピッピex】・・・ドラゴンタイプ全般
- 【ピカチュウex】・・・1進化exポケモン
- 【ガチグマアカツキex】・・・たねexポケモン
相手に応じて強く出れるアタッカーを用意して、サイドを2-2-2で取り進めることを狙います。現環境デッキに対して有利に出れることが多く、相手に応じたプランが取れることが強みです。
グッズロックされても動きやすい
序盤の動きが【オーガポンいどのめんex】で「げきりゅうポンプ」を狙いにいく動きとなります。

後攻1ターン目に【スボミー】の「むずむずかふん」をされても、「ほうせきさがし」から【アカマツ】+【きらめく結晶】で動くことが可能です。
相手のバトル場にいる【スボミー】は、HPが30しかないため、「げきりゅうポンプ」で倒しつつ、ベンチにダメージを与えることができます。
デッキの弱み
- ドローサポートが少なく、手札が細くなりがち
- エネルギーが多色なため、エネルギー管理が難しい
- プレイ難度が高い
ドローサポートが少なく、手札が細くなりがち
アタッカーを動かすために【アカマツ】を使用してエネルギー加速をしていきます。「げきりゅうポンプ」は強力なワザですが、エネルギーが山札に戻ってしまいます。
そのため、盤面のエネルギーが枯渇する場面が多く、継続的に攻撃していこうと考えると、【アカマツ】を使用する場面が多いです。
サポート権を【博士の研究】や【ナンジャモ】などの手札補充に回せないことが続くと、手札が細くなっていき、必要札が足りない場面が出てきます。


【ミュウex】や【キチキギスex】などのドローサポートポケモンはいますが、多く採用されているわけではありません。
相手から手札干渉を後半に受けると、止まってしまう場面も多いです。
エネルギーが多色なため、エネルギー管理が難しい
様々なアタッカーが採用されているため、デッキのエネルギーが多色になります。
中には1枚しか採用されていない基本エネルギーもあるため、サイド落ちを確認できていないと、エネルギーの色が足りなくて攻撃できないことが発生しがちです。
ワザで山札にエネルギーを戻す場面や、エネルギーをトラッシュする場面もあります。”何のエネルギーがどこにあるのか?”を把握できていないと扱うのが難しいです。
プレイ難度が高い
エネルギー管理が難しいだけではなく、取れる選択肢が多いためプレイ難度が高いです。
考えないといけないことは、
- どのアタッカーを用意して戦うのか
- どのようにエネルギー供給するのか
- そのために何のカードが必要なのか
を常に考える必要があります。他のデッキの場合、メインアタッカーは決まっているため、決められた動きをすれば攻撃までつながりますが、アタッカーの選択肢が多い分、動きのパターンが多彩です。
このデッキでは、エネルギーが多色に加えて、【エネルギーつけかえ】で盤面のエネルギーを移動させる必要があります。
手貼り+【エネルギーつけかえ】で動くアタッカーもいれば、【アカマツ】+手貼り+【エネルギーつけかえ】が必要だったりと必要札が異なるため、考えることも多くプレイ難度が上がっています。
サンプルデッキレシピ解説

デッキコード:g6LQN9-i1puOw-gnnnnL
採用カードの解説
【オーガポンいどのめんex】

アタッカーの役割と困ったときの時間稼ぎの役割があります。
ワザ「げきりゅうポンプ」が強力で、バトル場に100ダメージ、ベンチに120ダメージ与えることが可能です。相手のHPが低いたねポケモンを2体倒すことで、有利に戦いを進められます。
ほとんどの相手に対して、「げきりゅうポンプ」が有効なため、先攻2ターン目から使用していきたいワザです。
上ワザ「すすりなく」も優秀で、相手のポケモンをにげられなくできます。現環境では、いれかえ手段を多投しているデッキは少ないため、困ったときに相手のアタッカーではないポケモンをバトル場に縛ることが可能です。
【オーガポンみどりのめんex】

特性「みどりのまい」で1枚ドロー+自身にエネルギー加速できます。
加速した草エネルギーを【エネルギーつけかえ】で他のポケモンに供給することも可能です。
【リザードンex】や【Nのゾロアークex】など草弱点の相手には、アタッカーとして使います。
【リーリエのピッピex】

ドラゴンタイプに対するアタッカーとして活躍します。
特性「フェアリーゾーン」でドラゴンタイプの弱点を超タイプに変えることが可能です。
環境トップの【ドラパルトex】や【タケルライコex】に対して強く出れるアタッカーとなります。
【ピカチュウex】

高火力アタッカーです。1進化exを相手する際に活躍します。
ワザ「トパーズボルト」が300ダメージ出せるため、1進化exを一撃で倒していくことが可能です。
ワザの使用後にエネルギーを3個トラッシュするため、連発は非常に難しいことに注意が必要となります。
特性「がんばりハート」が優秀で、相手の攻撃を一発耐えることが可能です。困ったときの壁役としても活躍ができます。
【ガチグマアカツキex】

最後のフィニッシャーとして使うことが多いです。
サイドを5枚取られた終盤であれば、特性「ろうれんのわざ」でエネルギーなしで240ダメージ出せます。
エネルギーが盤面に貯まっていないことも多いため、終盤のエネルギー問題を解決してくれる1枚です。
【ミュウex】

ドローサポートができ、アタッカーにもなれるポケモンです。
手札が細くなりやすいため、特性「リスタート」で3枚になるように引くことは、必要札を引き込むために重要になります。
後半に手札干渉を受けて止まることも多いため、優先してベンチに置いておきたいポケモンです。
ワザ「ゲノムハック」は、相手のバトルポケモンのワザを使えます。
ベンチに【リーリエのピッピex】がいれば、ドラゴンタイプの弱点をつくこともできます。
【ドラパルトex】のワザ「ファントムダイブ」をコピーして使用すれば、バトル場に400ダメージ+ベンチに6個ダメカンをばら撒くことが可能です。
【スピンロトム】

盤面展開の要となるカードです。最初の番に場に出すことができれば、一気に盤面展開ができます。
特性「ファンコール」でHP100以下の無色ポケモンをサーチしてこれるため、【ホーホー】2体と【ヨルノズク】をサーチしてくることで、安定して2ターン目から動くことができます。
【メタモン】

特性「へんしんスタート」で最初の番限定ではありますが、山札の好きなたねポケモンと入れ替わることができます。
特性「ほうせきさがし」を使うためには、場にテラスタルポケモンが必要です。最初の手札にない場合、【スピンロトム】で【メタモン】をサーチしてきて、たねテラスタルポケモンに入れ替わることができます。
【スボミー】

途中で必要札が足りず動けない場合や、先攻が取れず後攻になってしまった場合にグッズロックで時間稼ぎをします。
【エネルギーつけかえ】

ワザを使用する際に、足りないエネルギーをアタッカーポケモンに供給するために使います。
ワザ使用に3エネルギー必要なアタッカーを動かすためには、【アカマツ】+手貼りでは足りません。【オーガポンみどりのめんex】の特性「みどりのまい」+【エネルギーつけかえ】+【アカマツ】+手貼りが必要です。
2エネルギーで攻撃できるアタッカーは、盤面のエネルギーを【エネルギーつけかえ】で移動と手貼りで動かすことができます。
【きらめく結晶】

ACE SPEC枠。ワザに必要なエネルギーを1つ軽減してくれます。
2ターン目の特性「ほうせきさがし」で【アカマツ】+【きらめく結晶】をサーチしてくることで、【オーガポンいどのめんex】の「げきりゅうポンプ」を即座に使用できる動きが強力です。
【ピカチュウex】につければ、2エネルギーでワザ「トパーズボルト」が使えるようになり、ワザ使用のハードルを下げてくれます。
ポケモンのどうぐのため、【スボミー】の「むずむずかふん」の影響を受けないことも評価できます。
【アカマツ】

エネルギー加速できるサポートです。
テラスタルバレットデッキには、多彩なアタッカーが採用されているため、基本エネルギーが多色になります。
【アカマツ】でエネルギー加速するためには、それぞれ違うタイプの基本エネルギーが必要なため、デッキとの相性がよいカードです。
ワザ使用に3エネルギー必要なアタッカーも多く採用されているため、即座にワザ使用するためには、【アカマツ】でのエネルギー加速が必要な場面が多くなります。
【ゼロの大空洞】

場にテラスタルポケモンがいれば、ベンチ枠を広げてくれるスタジアムです。
ベンチに置きたいポケモンが多いため、早い段階でベンチを広げておきたいです。
特性「ほうせきさがし」でサーチが可能なため、優先して持ってきたい1枚となります。
デッキの基本的な回し方
先攻・後攻
先攻を選択します。先攻1ターン目から盤面展開をして、先攻2ターン目で【オーガポンいどのめんex】のワザ「げきりゅうポンプ」を狙いたいです。
グッズロックされても動けることが多いため、グッズロック警戒で後攻は取りません。
先攻1ターン目
先攻1ターン目は、盤面形成を進めます。

ボールがあれば、最優先で【スピンロトム】をサーチしてきます。特性「ファンコール」で、【ホーホー】2体、【ヨルノズク】をサーチすることが多いです。
手札にすでに持っている場合、他の選択肢でも問題ありません。
注意点として、【ヨルノズク】を手札に複数持ってくると、【ナンジャモ】された時に山札下に流されしまいます。
アクセスしづらくなってしまうため、手札に抱えすぎは注意しましょう。
次の番に「ほうせきさがし」を使用したいので、テラスタルポケモンを置きたいです。
テラスタルポケモンへのアクセスが難しい手札の場合、「ファンコール」で【メタモン】を選択して、特性「へんしんスタート」でテラスタルポケモンと入れ替わります。
【オーガポンいどのめんex】をアタッカーにする場合、3エネルギー必要なため、手貼りを忘れずにしましょう。
次の番に【アカマツ】1枚からワザが使用できます。
先攻2ターン目
【オーガポンいどめんex】で相手のたねポケモンを2体きぜつさせて、サイドを2枚進めることが理想の動きです。

【ホーホー】を【ヨルノズク】に進化させ、特性「ほうせきさがし」で【アカマツ】+【きらめく結晶】をサーチしてきます。
【オーガポンいどのめんex】に【きらめく結晶】をつけ、【アカマツ】を使用することで、ワザ「げきりゅうポンプ」が使用可能です。
前の番に手貼りができているのであれば、「ほうせきさがし」でサーチしてくるカードは他でも構いません。
【ネストボール】から【ミュウex】などのドローサポートを展開したり、【ゼロの大空洞】でベンチ枠を広げましょう。
先攻3ターン目以降
相手のデッキに合わせて、有利なアタッカーで戦っていきます。
有利なアタッカーを用意できれば、サイドを2-2-2で進められます。
途中で手札干渉で止まってしまう場面や、ドローサポートが少ないため、必要札を集めきれず止まる場面も多いです。
手札干渉に対しては、【キチキギスex】や【ミュウex】をベンチに並べて、手札干渉に備えましょう。
攻撃までつながらず、止まりそうな場面は、【スボミー】の「むずむずかふん」で時間稼ぎがおススメです。
たねexで戦っていくため、相手のサイドが偶数になることが多くなります。【スボミー】を挟むことで、サイド進行が奇数になるため、倒されても痛手にはなりません。
相手のサイドが奇数の場合や、【スボミー】を用意できない場合、
- 【オーガポンいどのめんex】のワザ「すすりなく」で相手を縛る
- 【ピカチュウex】の特性「がんばりハート」で一撃耐える
上記で時間稼ぎはできます。止まったからといって大きく焦る必要はありません。
他にプレイ時の注意点としては、【オーガポンいどのめんex】の「げきりゅうポンプ」や【ピカチュウex】の「トパーズボルト」の連発が難しいことは把握しておきましょう。
「げきりゅうポンプ」は、使用後にエネルギーが山札に戻ってしまいます。「トパーズボルト」は、エネルギーをトラッシュします。
エネルギーが枯渇しがちになるため、連発した後に止まってしまうことや、そもそもワザ使用のエネルギー要求が高いため、連発を狙っても準備しきれないことが多いです。
まとめ
【テラスタルバレット】のデッキ解説をしました。環境デッキに強く、CL福岡でも活躍した注目のデッキです!

ぜひ、デッキを組んで遊んでみてください!
ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております