2025年6月から開催の【ビクティニBWR争奪戦】は、新弾【ブラックボルト】【ホワイトフレア】に収録されるカードと一部のカードを使ってデッキ構築する特別ルールの大会です。通常のスタンダードルールとは異なる環境でのデッキ構築が求められ、カード選びや戦術にひと工夫が必要になります。
この記事では、ビクティニ争奪戦で使えるデッキレシピを紹介しつつ、それぞれのデッキの特徴を解説します。これから構築に取り組む方、どのカードを軸にするか迷っている方は、ぜひ参考にしてください！
ぜひ、最後まで読んでください！
ビクティニBWR争奪戦おすすめデッキ4選
【ゼクロムexデッキ】
デッキコード：KDcG4G-7XTL4E-J84Ycc
ビクティニ争奪戦でティア1のデッキとなりそうです。強い点としては、
- 【シビビール】の特性「エレキダイナモ」でアタッカーを即起動できる
- 【ゼクロムex】で高火力を出せる
- 動き出しが早く、継続して攻撃しやすい
上記3点が強みのデッキとなります。
雷タイプには【シビビール】がいるため、準備さえできてしまえば、エネルギー加速してアタッカーを即起動させることが可能です。
バトル場のエネルギーが付いたアタッカーが倒されてしまっても、【シビビール】でトラッシュに落ちた雷エネルギーを加速して、次のアタッカーで継続して攻撃できます。
【ゼクロムex】のワザ「ボルテージバースト」は、相手に取られたサイドの枚数×50ダメージ火力が上がっていくワザです。ダメージ量としては、
- サイド1枚...180ダメージ
- サイド2枚...230ダメージ
- サイド3枚...280ダメージ
- サイド4枚...330ダメージ
- サイド5枚...380ダメージ
サイドを4枚取られていれば、330ダメージ出せるため、相手が2進化exだったとしても一撃で突破していけます。
今回の構築戦のカードプールでは、230ダメージ出すことができれば、大体のポケモンを一撃で突破可能です。中盤あたりから十分に活躍できます。
【レシラムexデッキ】
デッキコード：8Gx84Y-GYMmft-4cYcx8
ビクティニ争奪戦でティア2の位置になると予想しています。強い点としては、
- 【エンブオー】の特性「れっからんぶ」で手札からエネルギー加速できる
- 【レシラムex】で高火力を出せる
- 水タイプの非ルールアタッカーが弱い
上記3点が強みのデッキです。
【エンブオー】の特性「れっからんぶ」は、手札の炎エネルギーを好きなように自分のポケモンに加速できます。準備さえできてしまえば、アタッカーを即起動して継続的に攻撃可能です。
【レシラムex】は【ゼクロムex】と同じく、サイドを取られた枚数に応じてワザの火力が増していきます。中盤から終盤にかけて活躍できる強力なアタッカーです。
構築戦のカードプールの中では、非ルールポケモンで優秀な水タイプアタッカーが少なく感じます。水タイプのアタッカーで優秀なポケモンは、【キュレムex】と【ケルディオex】です。
どちらもexポケモンのため、水タイプの非ルールポケモンに【レシラムex】を倒される心配が少ないことは、有利な点と言えます。
デッキの弱みとしては、【エンブオー】の準備に時間がかかることが挙げられます。非常に強力な特性持ちのポケモンですが、2進化のため準備に時間がかかることが難点です。
構築戦のカードプールには、【ふしぎなアメ】がないため、序盤に【エンブオー】を立てることができません。序盤から相手が動き出してしまうと、盤面が整った頃にはサイド差が開いてしまい、追いつけないことがあります。
【ブルンゲルexデッキ】
デッキコード：5VvvFF-QFY8oi-kfbvkF
グッズロックで妨害をして、相手の動きを鈍らせて戦っていくデッキです。強みとしては、
- 相手の【ハイパーボール】を封じることで盤面形成の妨害ができる
- 【ふうせん】を封じることで相手のポケモンをバトル場に縛れる
上記が主な強みと考えます。
構築戦ではボール系が【ハイパーボール】しか存在しません。【ハイパーボール】を封じることで相手の盤面形成を妨害できます。
相手の盤面形成が遅れているうちに攻撃を開始できれば、テンポを掴んで押し切ることが可能です。
【ブルンゲルex】の特性「うみののろい」は、グッズだけでなく、相手のポケモンのどうぐもロックができます。
【ふうせん】を封じることでアタッカーではないポケモンをバトル場に縛って、一方的に攻撃ができる動きが強いです。
デッキの弱みとしては、火力が低いことが挙げられます。相手を一撃で倒していくことが難しいため、継続的に攻撃されるだけで殴り負けてしまいます。
相手の動きをいかに妨害して、継続的に攻撃させないかがデッキを握る上で重要です。
【ゾロアークデッキ】
デッキコード：QgNggP-cW8mWG-n9HQNg
【ゾロアーク】を中心に非ルールポケモンで戦っていくデッキです。強みとしては、
- 【ゾロアーク】のエネ要求が軽い
- 展開役の【チョロネコ】が優秀
- 非ルールポケモンで戦っていける
上記3点が強みです。
【ゾロアーク】の上ワザ「マインドジャック」は、1エネでワザが使えます。相手のベンチ依存で火力が代わるものの、1エネで殴り始めができる点が優秀。
下ワザの「イカサマ」は無色3エネ要求ですが、【イグニッションエネルギー】の手貼りのみでワザが使用できます。
エネルギー加速はないものの、手貼りだけで動ける身軽さが強みと言えます。
悪タイプデッキの展開役となる【チョロネコ】のワザ「わるいおさそい」は、悪ポケモンを3枚までサーチしてこれる優秀なワザです。
【ゾロアーク】を持ってきてアタッカーの準備を進めたり、たねポケモンを持ってきて盤面形成を一気に進められます。
アタッカーが非ルールポケモンで固められているため、サイドを先行されたとしても巻き返しがしやすいのも強みと言えます。
相手に先にサイドを取らせることで、【ゾロアーク】の「イカサマ」で【ゼクロムex】や【レシラムex】を一撃で倒すカウンター戦法も強そうです。
まとめ
【ビクティニBWR争奪戦】のおすすめデッキレシピとデッキの特徴を解説をしました。
ぜひ、ご自身のデッキ構築の参考にしてください！
ポケモンカード公式サイトより画像を引用しております